只今、店内に鳩とハチドリがけっこう多めです。
と思いながらギブソンコーナーを見ておりましたが、なんだか感覚がマヒしているのではないかとの思いがゾクゾクと背筋を走ります。

それはですね、英語表記だからサラッと言っていますが、モデル名が「鳩」ですよ!
「ハチドリ」は日本に馴染みが無いのでピンとこないかもしれませんが、例えばモデル名に日本語表記で「鶯」とかですとムムッとなりませんでしょうか。
しかもピックガードにはデカデカと鳥の絵が入って見た目のインパクトも絶大ですし、他ではなかなか例の無い存在感を持つギターが60年以上前に登場し、定番モデルとして定着しているのです。
これだけ尖ったコンセプトですから、一つ間違えば不人気のレアモデルとなっていた可能性を孕みながら、上手く歯車がかみ合ってブランドを代表するモデルになっているんですから、色々考えるとなんだか凄いですよね!


無駄な前置きが長くなりましたが、今回ご紹介はDOVEとHummingbirdです。
この鳥さん達は、囀りの印象なのでしょうか個人的には弾き語りの印象があります。
特にハミングバードはギブソンのマホガニーらしい適度に抜けない柔らかさがスッと寄り添う感じで、人の声に馴染むようなギターではないかと思っています。
対してダブはボディ材やスケールの関係でもう少々ゴツイ印象で一癖ありますが、「この鳩は公園にいるpigeonではなく、ステージで羽ばたくdoveなんだよ!」と嬉々として語る愛好家の方から、「飼い慣らすと他では味わえない馴染んだ感覚を持てて、中毒性が有る鳴り」と聞いた事もあります。

そのように熱狂的な方が多いのもこれらモデル達の特徴かと思いますが、その目立つルックスからフロントマンやロックアーティストが持つ印象も強く、華やかなショウで目立つ存在を目にして心奪われたりしたら、なかなか他には浮気しないのも解ります。

はい、ではそのような鳥達に楽器店員の特権で囲まれてみたりしました!
いやー、なかなか心地良いです!!

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