プレミアムベース大阪、小村です。
宣言通り、昨日はお休みを頂き、宇宙一好きな「The Ghost Inside」の単独来日公演へ行ってきました。
いやぁ~良過ぎたよ、マジで。
オンタイムで始まって、ドラムに続いてメンバーが出てきたときは本当に昂りました。
語彙力も消し飛び「うわぁ、ホンモノやぁ」と。
そこからMCもはさみつつ、畳みかけるように演奏された19曲はとても棒立ちで見れる訳なく、終始フルモッシュ&クラウドサーフ&シンガロング不可避。
特に8曲目…「Circle Pit! Circle Pit! 」というVo.ジョナサンのあおりからの「Dark Horse」は、公演を通してのハイライトでしょう。
しかも後半には「Faith or Forgiveness」「Between The Lines」という初期2曲まで…。
更に嬉しい事に、Ba.ジムのピックをゲットしました。
店内に画像2枚目みたいな感じで展示してますので、ご来店の折に見て頂けると嬉しい。(元となっているのはTORTEX STANDARDの0.88mmのようです。)
アンコール無し、マーチ一種類のみってのがちょっぴり悔やまれますが、本当に行って良かったです。
しばらく店内BGMは、小村担当時には(今も流しとるけど)大阪セトリを掛けますね。
さて、ショーも大いに楽しんだのですが、やっぱり機材はチェックしちゃいますね(笑)
今回、ステージ上にアンプ&キャビネットは一切なく、ギター/ベース共にプロセッサー系を用いたライン出し+各々イヤモニ、という感じでした。
楽器隊の機材はフォトレポを見るにラウパ本編と同じようでしたが…
Ba.ジムは2ハムの黄色いスティングレイスペシャルと4弦の黒いNG3の2本。
Gt.クリスはシャーベル(Evertune付の青いDK。カスタムメイドっぽい?)とジャクソンのPro Plus Dinky MDK EverTune 6の2本。
Gt.ザックは「EC」を土台にしたESP製の自身のシグネイチャーモデルと国内未発売のLTD XJ-1 HT BARITONEの2本。
各々、1本目はドロップB~ドロップAで、2本目の楽器はドロップA以下の曲で使用していました。
クリスのギターが2本ともEvertuneなので、恐らくピッチシフトでチューニング変更に対応してるんだと思います。
2本使い分けてるのは過度なピッチシフトによる音の濁りを回避する目的でしょうね。
ほんで詳しくないんでアレですが…Dr.アンドリューのスティックはVic Firthでした。Pro-markのグリップテープ巻いたんで型は分かりませんが…。
そして今回、間近で見て気付いた事があります。
ジムのスティングレイ…2ハムでしたが常時セレクターはリアでした。
ショーを楽しみつつ、疑問は浮かびます…「何で常にリアなのに2ハムなん?」と。
そうして余韻に浸りつつ、疑問と全身の痛みを抱えて本日出勤…ある程度仕事を済ませて店内を見渡します。
RAY34やけど、1ハムと2ハムおるなぁ…。
しかもPUの数違いなだけで仕様揃ってるやつおるなぁ…。
いっちょやってみますかぁ、ということでこの動画です。
(チューニングはドロップA#、Avalancheのイントロ弾いたら分かりやすいかな。)
雰囲気的にプリアンプかましたいけど…比較なんでアン直で。しかしながらあまりにも音の線が見えんかったんで手元はドンシャリにしました。
ほんまにビックリです…素で「全っ然ニュアンス違うやんけえ!」言うてもうたわ。
1ハムはいつも通りの音ですが、2ハムでリアのみの方が「(当たり前ですが)リアPUの音」になるのでちょっと硬さがあるのがお分かりいただけると思います。
これにより、ジムは長年1ハムスティングレイでしたが「狙って2ハム使ってる説」の信憑性が自分の中でグッと高まりました。直接聞いたわけちゃうから、あくまで「説」な。
(見た目説は恐らくなさそう。黄色のスペシャル自体がディスコンやけど1ハムも出とったしね。)
MMの2ハムとかSHとか筆頭に、様々なブランドで「リアPUがハム」っていうパターンは存在してます。
前述の通り「リアPUの音」になっちゃうんで、厳密にスティングレイの音が出ますって訳じゃないけど「こういう仕様だから出せる音」ではあるね。
そこに魅力も十分見出せそうです。
特にド派手にチューニング下げるんなら、かなり優位性あると思いますね。
感動だけじゃなく、得るモン(物理的にも気持ち的にも)もあった良いライブやったなぁ…。
日本に、そして大阪に来てくれて本当にありがとうと…心から彼らに伝えたい。