プレミアムベース大阪、小村です。
私事ですが、本日誕生日を迎えました。(ちなみに、市原姫と同じ日なんです)
GT7でも誕生日プレゼントをもらいました。ベンツのGr.4でした。
そして自分への誕生日プレゼントは…いよいよ明日に迫った、宇宙一好きなバンド「The Ghost Inside」の単独来日公演…サイコーやね。
行く人は一緒にフルモッシュしましょう。マーチもいっぱい買うぞ~。
さて、誕生日で気持ち新たにっていうところなんで新しいモン紹介しときます。
Kikuchiが届きました。
ブランド始動から2年、じわじわとプレイヤーの間でも定着が進み、店頭やユーザーを通じて見掛ける機会も増えてきた印象です。
菊地氏の手腕が隅々まで振るわれるカスタムモデルもそうですし、それらモデルで得たノウハウをレギュラーモデルへと落とし込んだ「Hermesシリーズ」も、当店では大人気です。
(最近では「Hermes」のリミテッドモデルなんかも製作され始めましたね。そいえばGBTにある白い5弦、アレってマツダの色やんなー?)
多くのプレイヤーから支持を集めるKikuchiですが、ここにきて新たなフェーズへの突入を予感させるモデルがラインナップされました。
それがまさに今僕が手に持ってるコイツなんですけど…わかるかい?ノブ少ないしトップジャックやろ?
な~んと…「純パッシブ仕様」が登場したんです。
アクティブベースのパッシブ切り替えっていうのも確かにポピュラーにはなっています。
最近だとマスタートーンが付いてるパターンも増えてきたしね。
それでも尚、純然たるパッシブベースを求める声はまだまだ健在。
そんな声に応えるべく生まれたのがこのモデルだろうなぁと思います。
あ、皆さんお察しかとは思いますが「サーキット取っ払いました!以上!」なんて代物じゃありませんよ。
れっきとした「1モデル」として生み出されてます。
まずパッシブ化に伴って見直されたのがピックアップ。サーキットないですからね。
アクティブサーキットを「過給機」とするならば、PUはエンジン…NAだったら要でしょ?
こちらはなんとこのモデルの為に専用開発されたものを搭載しています。
これがまた秀逸。
音のバランスもめちゃくちゃいいし、タッチに対してのレスポンスもすこぶる良い。
パッシブ切り替えとは全く違いますね。(どっちがいいって話ではないですが。)
そしてコントロールももはやお馴染みの2ボリューム1トーンとし、ジャックもトップジャックです。
そしてパッシブ化によって変わった点はこちらにも…。
ボディサイズはそのまんまなんですけど…ハイ、裏側注目~。
サーキットが入ってないんで、ボディ裏のザグリがありません…つまりボディの質量が増えるので鳴りが一層豊かになると。
アクティブじゃなくなったことに関しての「不足」を補う工夫もきちんと施されていますね。
ちなみにコレによって重量増えました、なんてことはないんでご安心ください。
(この子は約3.78キロ。軽量ですが、ちゃんと「中身」が詰まった鳴りを生んでいますよ。)
個人的に思うパッシブの理想、かつ魅力って、ボディやネックが持つ「鳴り」が何にも阻害されることなくところだと思うんですよ。
そういったポイントをトコトンまで追求したのがこのモデルだと思います。
「めっちゃええよコレ!」っていうのは各方面から耳にしてましたけど…いざ対面するとホンマその通り過ぎて感動しました。
メーカーから入荷の報を頂いた内、今回はアッシュ/メイプルの4弦を当店からはオファーしました。…5弦のアルダー/ローズも見てみたいねぇ。…GBTにあるやん!出張チャンスあったら触らして~(笑)
関西どころか、眺めてると全国でも貴重なヤツっぽいです。
ここ最近、店頭でもちょこちょこ「アッシュ/メイプルの純パッシブ」って聞かれてたんですけど…コレが答えの一つかもしれんわ。うん。
マ~ジでめちゃくちゃ良いから弾きに来て!