初期ブラウンサウンドに肉薄する極上トーンを生み出すFRIEDMAN BE-50 Deluxe!
エディのブラウンサウンドは大体のことは解明されていますが、中々その詳細・真相に辿り着くことが難しく、今でも謎に包まれたギタリストのロマンであり続けていますね。
細かい事はさておき、今回はSOLDANO SLO-100やPeavey 5150が誕生する以前の1978年から1980年中頃までの、所謂初期ブラウンサウンドを「BE-50 Deluxe」で再現してみました。
初期ブラウンサウンドは聴けば聴くほど不思議なサウンドですが、今回は➀実はそこまで歪みは深くない⓶分厚いミドルレンジの存在感⓷乾いた質感と独特の粘り に注目してサウンドメイクをしました。
まずはヘッドルームを落としてパワー管のドライブが得られやすくするために背面のPOWERスイッチをLOWに入れて出力を25Wに落としました。細かく歪ますというよりは全体的なドライブを得るにはやはりパワー管のドライブが合いますね。
チャンネルはBE(Brown Eye)を使用しました。ミドルを極端に上げる事で乾いた質感と音の近さを出しました。FRIEDMANのEQは思った通りの挙動をしてくれるので直感的で素晴らしいです。
もう一つのポイントとして、パワーアンプの回路の一部のTHUMPとRESPONSEもMAXに設定しました。
THUMPは超低音、RESPONSEはネガティブフィードバックの量を調整出来、これらを上げることによりフルアップのSuperLeadの様な音圧が得られます。
ほんの少しのリバーブを「SOURCE AUDIO SA262 VENTRIS DUAL REVERB」で加えてルーム・スタジオ感を出して完成です!
今回はレスポールでプレイしたので、思ったより少しダークなサウンドになりましたが、エディのギターアイソレート音源を彷彿とさせるアツいブラウンサウンドが録れました。
(動画⓷、④にはSunset Soundを目指して後からスタジオリバーブを掛けてみました。)
次はメイプル指版のギターでリトライしてみたいと思います!
是非店頭で収録したサウンドサンプルもご参考にしてみてください。
-----------------------------------
動画➀Brown Sound A (Dry)
動画⓶Brown Sound B (VENTRIS DUAL REVERB有)
動画⓷Brown Sound A (Post Reverb有)
動画④Brown Sound B (Post Reverb有)
Les Paul ⇒ BE-50 Deluxe ⇒ OX | Amp Top Box ⇒ SOURCE AUDIO
SA262 VENTRIS DUAL REVERB⇒ MOTU M2
-----------------------------------
エディのサウンドメイクを担ったDAVE FRIEDMANだからこそ成せる圧倒的な説得力を持つブラウンサウンド!
勿論ブラウンサウンド以外のサウンドメイクにおいても現代最高峰のチューブサウンドを追求する事が出来ます。
是非この実力を一度お試し下さい!