お世話になっております。プレミアムベース大阪の濵田です。
ベース専門店スタッフですが、ギターを紹介します。たまにはネ^^
Fender MEX
Vintera II 60s Bass VI (Fiesta Red/Rosewood)
Ibanez
Bass Workshop SRC6MS-BLL
う~~ん、コレはギターですね。間違いない。。
写真、パッと見じゃギターかベースか分からないでしょう。まあベースなんですけど!!!!
こちらはBASSⅥと呼ばれる6弦ベースなんですよ。実はベースなんです。
フェンダーの方(赤い方)がBASSⅥ、アイバニーズの方(茶色の方)は、、、バリトンギター、、、?バリトンギターです。こういう名称はね、きちんと分けないとね、、
ひとつ前の記事でも紹介したように、6弦ベースのチューニングはBEADGC、とギターとはかけ離れたチューニングでしたが、こちらのBASSⅥ、、、EADGBE!!!!わあ!!ギターと一緒だ!!
ということで、ほぼギターです、、は流石に言い過ぎか、、、、そんなこともない!!!
発売当初から現在も、バリトンギターとして扱われることも多いベースです。著名な使用者にはギタリストの方も多くいらっしゃいます。
そもそも、フェンダーBASSⅥ発表が1961年と、実は歴史のあるベースなんですよ。意外じゃないですか!?
ついでにいうと6弦ベース(BASSⅥコンセプト)そのものはダンエレクトロ社が1956年に発表しています。めちゃめちゃ歴史あります。
(ちなみに6弦ベース(BEADGC)の方は1970年代後半にアンソニージャクソンの依頼でケンスミスが製作したものがあります。ケンスミスを筆頭にフォデラやカールトンプソンなど、当時の6弦ベースはウルトラハイエンドメーカーで取り扱いが多かったようです)
そんなBASSⅥ、もちろんベーシストの方も使用するベースですよ。だってベースですから。
パッと調べていて、皆さんが分かりやすそうなミュージシャンで言うと、スピッツのベーシスト田村明浩さんとか。
スピッツの【冷たい頬】って曲はBASSⅥでソロまで演奏されています。
正直どうなの~?と思って聴いたのですが、全然カッコよかったです。流石だな~~と思いました。
ところでこの楽器、どういう弾き方が正解なのか、、店頭でもたまにご質問をいただきます。
楽器の弾き方に正解なんてねえよ!!!
なんて言えればかっこいいんですが、現実そうはいきません。
、、、ちなみにどう弾くのが正解なのでしょうか、、、;;正直わかんないです;;
ということで濵田探偵、推理します。
サウンドはベースそのもの。ですが、ズシッと体に響くローは出にくいです。少し腰高なサウンドですね。
とはいえギター程軽いサウンドではなく、、、、う~~~~ん、、難しい!!!
ところでギターと言えばコード弾き、というのがあります。
いやいや、ベースでもあるじゃん。というのはごもっともですが、ベースのコード弾きって、4弦と3弦を鳴らすと音が濁りがち、というか濁りますよね?
その点BASSⅥですが、、、微妙、、、
高音になればなるほど音に濁りは無くなりますが、4~5フレットくらいまでは濁りがちですね。
それはそれで個人的にアリだと思いますが、、人によるかも。
濵田の使い方結論としましては、ブルースとかジャズとか、少人数の編成での演奏にはめちゃめちゃ刺さるのかな!!!と!!!!
ベースラインも弾けてコード感も出しやすい、というのが一番の魅力でしょうか?楽しい楽器だとは思います。
一応BASSⅥ君に聞いてみるか、、実際どうなのよ。どっちとして弾かれたいのよ。
フムフム、、、
楽器の声が聞こえる妖精である濵田がヒアリングしてみましたが、本人達はあまり気にしていないようですよ。好きに演奏するのが良いかと。
ですが、ベースを買いたくてBASSⅥを買う、、、ってのはちょっと違うかも。
それなりに曲は選ぶ楽器だと思います。超汎用性に優れてどんなジャンルにも持ち込めるとかではないと思います、自分は自信ないです。
まあ~~~変態ベースですわ!!!!そもそもベースというだけでスケベなイメージあるのにね!!!!こんなん出されちゃあね!!!!霞みますわ!!ベースの変態性が!!!!ワシら一般ベーシストの変態性が!!霞みますわ!!!!こんなんね!!!!
気になる方はぜひ弾いてみてください。面白い楽器なので一度試してみていただきたいです。
お近くのお店に無いのであればぜひウチに来てください。この記事で大爆売れしない限りは置いていますので、、、ぜひぜひ。