■shin’s music

DOUBLE TROUBLE Green Relic [Ultimate SRV Sound]


~SRV道、それは険しい道なき道~

その道を通らなくても、このペダルはお使い頂けます。割と広いジャンルに。


●向かって左側(CH1)
所謂TS系タイプ。弾いた感じではややゲインが高く、ボトムもあり、モディファイしたTS9と言った印象。
使用しているパーツやワイヤーのグレードが高い為、既存よりもゲインレベルとダイナミクスが増した(増してしまった)のでしょう。
それにより、「これぞTS」と言ったデザインを狙っていない方にとっては非常に取っつき易いオーバードライブ・ペダルだと思います。
ゲインも若干高くなっているので、単体のオーバードライブ・ペダルとして問題なく使用出来ます。

●向かって右側(CH2)
TS808イメージのチャンネル。本来オリジナル808は「土足で持ち場に踏む混んで来る乱暴者」と言って過言ではない程に、輪郭の鈍い大き目の点で中域をぶち抜いてくるものです。
上記の製造上の特性も感じられる事で、808と言われるとそれよりもレンジは広く、ゲインも上がっている事でほぼディストーションに聴こえます。
十分なゲインがある為、プリアンプチャンネルと言った認識に持ち替えれば、「Xotic BB-Preamp」や「Benson Amps Preamp Pedal」の様なカテゴリと同様として使用可能です。
エフェクトの効く順番がCH2⇒CH1になっているので、CH2で音作りし、CH1でリード時のヴォリュームに持ち上げると言った、一般的な「2 in 1」として便利にお使い頂けます。


【電源での諸注意】
このペダル、スイッチ2つを同時オンでゲイン上げ目でガッツリと歪んでいる状態でギター側のヴォリュームをゼロにするとこの状態でもほとんどノイズを出していない事が判ります。設計力の高さは流石ですね。
尚、これは「良質な電源」の供給が前提です。スイッチング式(AC100~240入力⇒DC9V出力)を直接使用した場合、そのほとんどで本機はノイズを発生致します。(試しました)
発振している様なノイズが出た場合は、電源を変更して頂くと解消致します。



そんな訳で、「DOUBLE TROUBLE」の違う見方とトラブル回避のお話しでした。

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