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オルガンの代名詞でもあるHAMMONDブランドから、49鍵盤というコンパクトなサイズながら本格的なB-3サウンドに迫る「M-solo」が発売されました。

B-3はもちろん、VOXやFARFISA、更にはACE TONEのオルガンのモデリングも搭載しているのがオルガンマニアには嬉しいポイントです。
その他にもシンセストリングス系の音色も備えており、オルガンだけではない幅広い活躍も期待できます。

保存できるパッチ数が3つまでと、昨今のキーボードにしてはかなり少ないですが、その潔さが逆に個人的には好きです。きっとパッチに保存しておくなんて甘え、リアルタイムでドローバーを操作してこそ一流のオルガニストだという事なんでしょうね(違)

私の一番のお気に入りポイントは多列接点のシュミレート機能が入っている事。これは簡単に言うとゆっくり、もしくはごく浅く鍵盤をタッチする事でドローバーの高い方の音から順番にばらけて発音するというもので、使いこなせるとよりスタイリッシュな演奏が可能となります。
オルガンの音色やドローバーを搭載しているキーボードは他メーカーでもいくつか存在しますが、多列接点をシュミレート出来るのは私の知る限りHAMMONDブランドのキーボードだけです。

レスリースピーカー用の接続端子がついていないのは少し残念ですが、レスリーシュミレーターは搭載されています。

49鍵盤というコンパクトさから、2台目のキーボードとしての使用がオススメです。
ファンク系のジャンルなんかでエレピとこのM-soloを組み合わせて使ったらかなりいい感じになりそうです。

演奏動画も撮影しましたので、良かったら聴いてみて下さい。
※伴奏は「KORG KROSS2」の自動伴奏です。

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