2段の鍵盤が一体になっている、珍しいタイプのハモンドオルガンです。2段それぞれの鍵盤にオルガンはもちろん、ピアノやストリングス等といった任意の音色を割り当てることが出来ます。
61鍵盤のキーボードを2台持って行くぐらいなら、これ1台で事足りちゃうかも。
ただし重量が18kgありますので、持ち運びはちょっと大変かもしれません…。
それでも曲が変わるごとに2つのキーボードのプリセットを変える手間を考えたら1台で済むのはなかなか便利かも?
このSK PROシリーズはキーボーディストがライブで使用する事を想定して作られており、オルガンがメインではありつつもピアノやストリングスなどの多彩な音色や、モノフォニックのアナログ・モデリングシンセを搭載しており、幅広いプレイスタイルに対応可能です。
オルガンに関しては言うまでもなく本格的な機能を搭載しており、UPPER/LOWER/PEDALそれぞれ独立したドローバーを搭載していたり、細かくパラメーターを設定可能なレスリーシミュレーターや、多列接点を再現する鍵盤など、オルガン演奏の奥深さを追求することが出来ます。
ピアノ等の音色は数こそあまり多くはないものの、しっかりとした芯のある音色でライブ演奏では充分に活躍してくれます。