秘蔵のハカランダ材を用いた、ルシアー森中氏渾身の作品!
国産アコースティックの中では永い歴史を誇るモーリスギターは、多くのアーティストの奏でられた名器を数多く世に送り出しており、近年ではフィンガーピッカーに特化したSシリーズ等の評判が高くなっております。
中でも上位機種をラインナップするルシアーメイドシリーズは、シッカリとた造りやトーンを持つ手工ギターでありながらも、比較的に手頃で手に入るのも魅力の一つです。
勿論、造りもシッカリと考えられており、伝統的なの技術の「アリ溝工法」やネックとボディを接合した後にフレットを打ち込む「フレットの後打ち」など、オーソドックスな手法を用いつつ、ネックグリップやブレイシングのとり方など斬新な手法も取り入れつつ、日本人の体格に合ったギターを製作しております。
この「F-751」は、貴重なトーンウッドをルシアー森中氏が仕上げた渾身の作品で、トップ材にはベアクローが現れた厳選されたプレミアム・グレードのジャーマン・スプルースを、サイド&バックには貴重なハカランダを用いた組み合わせによる特別なモデルで、バックのハカランダ材にはセンターにサップの入ったハカランダ材を小さくセンターブックマッチで合わせた独特な4ピース構造を持ち、アクセントで数か所は行ったパールドットのインレイと共にエキゾティックでデウッディーなルックスと、ハカランダらしいメリハリの効いたレンジ感の良さと芯の強さを持つ良質なトーンを併せ持つ構造となっております。
トップ材には、ルックスのクセが強すぎない程度にベアクロウが入ったジャーマン・スプルース材が用いられ、オリジナルのAXLブレイシングを採用した小振りでバランスの良いオーケストラ・ボディと共に煌びやかで反応の良いタッチ感を堪能できるトーンとなっており、そこにハカランダ特有の澄んだ艶のある響きを融合させたルシアー森中による渾身の作品に仕上がっております。
バランスの良いフォークスタイルのボディに、トーンウッドとしてはベストチョイスともいえるウッドマテリアル、そしてモーリスのベテランルシアーである森中氏により組み上げされたこのモデル、比較的にオーソドックスなスタイルで派手さは無いのですが、素材や造り込に拘った職人気質が感じられる極上の逸品です!
[仕様]
ボディスタイル : オーケストラ
ボディトップ : ジャーマン・スプルース単板
バック : ハカランダ単板(4P)
サイド : ハカランダ単板
トップ・ブレイシング : AXLブレイシング
バック・ブレイシング : ラダー・ブレイシング
ネック : ホンジュラス・マホガニー
指板 : ハカランダ
ブリッジ : ハカランダ
ナット幅 : 44mm
弦長 : 630mm
ポジションマーク : Two Line
ペグ : GOTOH/SGL510Z-EL5 GG
ナット材 : 牛骨
サドル材 : 牛骨
ブリッジピン : Graph Tech/TUSQ
フィニッシュ : グロス
ハードケース付属