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鈴木 健太郎
ギターズステーション
鬼才John Suhrが、ハンドメイドに拘るのは、その音を体現する為の答えがそこにあるからに他なりません。John Suhrが、クラッシックブリティッシュトーンを一切の妥協無く再現したSLシリーズがアップデートしMK-2となり登場!新たに追加されたミニトグルにより、本来のモッデッドトーンから、古き良きサウンドまでの幅広いサウンドメイクを可能にしました!既にトップアーティスト等が使用する事からも、そのサウンドの実力は言うまでもありません。この恐るべきJohnSuhrの実力を是非体感していただきたい!John Suhrと言えば、CAEやCAAで培ったシステム構築のノウハウからも、ローインピーダンス化されたエフェクトループ等については、いち早く対応した過去を持ちますが、このSLシリーズあくまでも80年代のサウンドを徹底的に再現する為に、プリ部の音では無く、まだアンプ本体の音をシステム内に落とし込む様な、当時の著名アンプのモディファイと同様のコンセプトで製作されています。その為、背面に搭載されるMaster Volumeも、一般的なReturnボリュームでは無く、アンプの位相反転回路部に設置する事で、パワーチューブのサチュレーションを得た後のサウンドのボリュームをコントロールする事を可能にしています。このアンプで得られるのは、正にピュアなパワーチューブドライブトーン。パワーチューブがナチュラルにオーバードライブする、ひりつくようで獰猛とも言える、このブリティッシュスタイルだからこそのサウンドは、決して使い易いと言う様なコンセプトでは無いかもしれませんが、Johnならではこの回答は、80年代当時を直に目に、手にしてきたからこそと言えるでしょう。今回新規で搭載される、ミニトグルは、前身のSLシリーズでは、80年代当時にジョンが手にしたモッドの内容で仕上げられたパーツセレクトを、あえてデチューンする事で、オリジナル念としたヴィンテージフィールを得る事を可能にしています。実際に音を出せば、自身の求めるサウンド方向を知る事、またJohnが何故この改造を施したのかを知る事が出来ます。また現在のパーツ構成からなるローエンド豊なアンプ特性では、逆にこのモッドをオフにする事で、よりタイトなトーンをも手中に入れる事が出来る、正に今の回答とも言えるでしょう。(他2つのミニトグルも、操作すれば何故今必要なのかはお分かりいただけるはずです。)もちろん、当時のサウンドマジックと言われるローボルテージ駆動もスイッチ一つで得られる等、至極の80sサウンドを産み出す為には一切の妥協はありません。そして、68(100W)、67(50W)と何故2機種を用意するのか?それもそのワット数だからこそのトーンを知り尽くしているから。このアンプを語るには、この文字数で語りつくす事が出来ませんが、Johnの本気と進化を是非貴方の手と耳で体感して下さい!
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