【週刊イケベミュージック・マガジン📖#19】Fender「オフセットボディ」特集 第三回 反骨精神あふれた使用アーティスト編!



みなさんこんにちはー、Angus Ogawaです。
東京の方はすっかり梅雨明けして、30度超えが当たり前のような日々を送っております。
夏バテしないように気を付けていきたいですね!
今日は、四人囃子の『一触即発』を聴いて出勤しました♪
これぞ日本のPink Floydって感じです!
スリリングな曲展開は長尺な曲であることを忘れてしまいます。
さて、今回はオフセットボディの使用アーティストに注目していきます。
Fender オフセットボティがオルタナティブ/グランジの台頭とともに劇的な復権を果たしました。
80年代当時、オフセットボディは人気がなく安い販売価格で売られていました。
しかし、“楽器のポテンシャルは高いが、安い価格で手に入りやすい”ことと“誰も使っていないマイノリティなギター”という理由から、アンダーグラウンドシーンで音楽活動をしていた多くの若者たちが手に取ったことが挙げられます。
Fenderの最高級ラインとして生み出されたギターが、不遇の時を乗り越え、
カウンターカルチャーの象徴へと変貌を遂げた、ドラマティックな歴史と言えるでしょう!
Thurston Moore (Sonic Youth)
エッジの効いた、アバンギャルドでパーカッシブなプレイでオルタナ・グランジの礎を築いたサーストンは、JAZZMASTERを愛用しています。
不協和音やオープンコードを狙った変則チューニングや、弦と指板の間にドライバー、ドラムスティック、ペンなどの異物を挟み込む“プリペアド奏法”などの音響的表現に拘っています。
“不協和音の中に潜む美しさ”は、Kurt Cobainなど、後のオルタナ/グランジの表現に多大な影響を与えました。初めて聞いた時、フレーズを弾くだけがエレキギターの表現じゃないんだなと衝撃を覚えました!
代表曲
Teen Age Riot - Sonic Youth
Dirty Boots – Sonic Youth
Kurt Cobain(Nirvana)
大幅な改造が施されたJaguarを使用していました。DiMarzio製のハムバッカーを2基搭載、各ピックアップ用のボリュームとマスタートーン、さらにトグルスイッチが追加。そしてAdjusto-Maticブリッジを搭載など、レスポールを思わせる操作性です。Nirvanaで聴ける、ダークで激しく感情を揺さぶられるようなギタープレイは今もなお多くのフォロワーを生んでいます。
代表曲
Smells Like Teen Spirit – Nirvana
Come As You Are – Nirvana
Kevin Shields(My Bloody Valentine)
名盤『Loveless』では、Fender JazzmasterとJaguarを使い分けて使用していました。このアルバムを聴くと、かなりの数のギター音を重ねたのではないかと思うようなサウンドですが、実際には1本のテイクをピッチをずらしたりイコライジングを変えたものを何層にも重ねて生み出したということらしいです!非常に分厚い!また、独特なアームと絡ませたピッキングや、独自の変則チューニング、そしてリバーブとディレイを足していき… 揺らぎまくりな唯一無二の世界観が生み出されました!いやー非常に非情なまでに、分厚い!
代表曲
Only Shallow – My Bloody Valentine
When You Sleep – My Bloody Valentine
J Mascis(Dinosaur Jr.)
エレクトロ・ハーモニックスの「Big Muff」をはじめ、複数のファズやディストーションを重ね合わせた轟音サウンドが溜まりません!極端なまでに高くセッティングした弦高により激しくかき鳴らしても音が潰れず、太くクリアで芯のあるザラザラとした歪みにロック魂を感じます。そして、そんな強烈なトーンでも、美しい旋律を忍ばせるリードプレイは必聴です!もう、身体全体が揺れちゃうぐらい、しびれちゃうんですよねー!
代表曲
Freak Scene – Dinosaur Jr.
The Wagon – Dinosaur Jr
田渕ひさ子(NUMBER GIRL)
1965年製 Fender Jazzmasterを愛用しており、ブルースやロックにあるギターフレーズの枠に囚われることのない感情を揺さぶるプレイが特徴です!タイトで緊張感あふれるリフ。鋭くリズミカルでトリッキーなカッティング。感情を剥き出しにした叫びのような、豪快で繊細な轟音サウンドは、日本のオルタナティブ・ロックシーンにおけるギターヒロインとして、多くのファンを魅了し続けております!
代表曲
透明少女 – NUMBER GIRL
NUM-AMI-DABUTZ – NUMBER GIRL
いかがでしたでしょうか?
調べていくうちに分かったんですが、
どのアーティストもオリジナルからかなり大幅なカスタマイズを入れていましたね。
アーティストひとりひとりが奏でるギターサウンドから、
拘りがよく感じ取ることが出来て、
反骨精神が生んだ、化学反応を深く感じ取れますね!
それではまた、お会いしまShow!!
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