リボレ秋葉原店 秋庭 のレビュー
今回は Varita Custom Guitar より、"Soltar Standard 5053 Quilt Top" のご紹介です。
こちらはプロのスタジオミュージシャンの意見を基に製作された、プロ仕様の国産ハイスペックモデルです。


一切の妥協が許されないスタジオワークにLIVEの現場。そんなプロミュージシャンの感性に機敏に反応するギターを目指して2001年に製作が始まった "Varita Custom Guitar" 。
知る人ぞ知るブランドでありながら今年で25周年を迎え、細部まで見ていくと、その高いポテンシャルゆえに長年プロミュージシャンから愛され続けている理由が伺えます👀


ウッドマテリアルは、ボディはトップ材にハイグレードのキルトメイプル、バックにはアルダー、ネックは板目取りのメイプル、指板にはローズウッドを採用しています。

重量はどの個体もアルダーボディとして最適な3.5キロ前後ほどで、ボディのシェイプやキャビティのザグリの形まで緻密な計算により製作されています。
ちなみに以前、Varitaの代表の方に「ピックガード無しでバックルートの Soltar Standard って作れますか?」と尋ねた際に、「それだとボディの構造を一から考えないといけません」とおっしゃっておりました。
サウンドのことを考えると単なるバックルートモデルとして作ることはできないとのことで、このような部分からもいかにVaritaギターが緻密な計算を基に製作されているかが伺えます。

そしてボディバックのエッジ処理はご覧のとおり、非常に滑らかに角が取られているため、体への当たりも優しくなっております👀
座りの姿勢はもちろん、長時間立って弾いてもストレスなく抱えることができます💪✨


そしてネックはブランド肝いりの仕上げで、材はもちろん、このシェイプを再現する工房を厳選して製作依頼をしているほど重要視している部分になります。

ネックの厚みは薄く、指板の端も手への当たりが柔らかくなるようしっかり丸められており、オープンコードでEメジャーなどを弾いた際にも人差し指が滑らかに入り込み、非常にスムーズなプレイングが可能です💪
まるでずっと弾き込んできたような形状で、 "今剛"氏 のようなあの滑らかなフィンガリングもこのギターならできると納得する仕上がりをしています👀✨

また指板ラディアスはフラットな10Rで仕上げられているので、握りこみのコードからハイフレットのソロプレイまで無理がなく弾くことができ、老若男女問わずにどんな繊細なプレイでも可能に思える弾き心地を備えています💪✨

ちなみに以前、Fender Custom Shopのマスタービルダー数名にインタビューした際にも、その全員が「一番大事な部分はネックだ」とおっしゃっていたことがあり、「ネックがねじれたり弾きにくい形状になっていると、どれだけ良い鳴りでも素晴らしいプレイをすることはできない」とのことでした。
やはり高いクオリティとプレイアビリティを再現できる工房やビルダーの方々は、プレイングに一番関わるネックを最重要視していることが伺えます👀


そしてPUには、 "Raw Vintage RV-PAF & RV-60" を搭載しています。

直流抵抗値は、RV-PAFが8.1kΩ、RV-60が6.1kΩと全体的に近いパワー感で仕上げられており、実際に弾いてみると、ローはスッキリしていて、ハイの音域は非常に豊かに感じられます。

クラシックな気品を感じるトーンで繊細なニュアンスも再現可能でありながら、ピッキングに無理を感じさせないモダンな扱いやすさも備えており、ヴィンテージ志向のサウンドなのに弾きやすいというなんとも不思議なサウンドをしています。
指弾きでの繊細なクリーンから、アンプ直のオールドスクールなオーバードライブ、ハイゲインのリードサウンドまで、非常に幅広いサウンドメイキングが可能です💪
そしてどれも音抜けが良い。すごい、これぞプロスペック…!👀✨

さらにコントロールは、それぞれのハムバッカーにコイルタップスイッチ、またトーンポットを引き上げることで フロント&リアPU がONになり、[フロント&ミドル&リア]、[フロント&リア]の2ポジションを選択することができます。
特にフロント&リアのサウンドは James Tyler などでも取り入れられており、リアのキレの良さとフロントの倍音の豊かさが合わさった音色は、プロミュージシャンからの厚い支持を得ているサウンドでもあります💪✨

またコイルタップでPU構成をSSHや一風変わったHSSのような構成にすることも可能なので、この一本があればサウンドメイキングで困ることはまずないでしょう👀✨


そして最後のセットアップは、"今剛"氏 や "松原正樹"氏 をはじめとした数多のプロギタリストのセットアップを手掛け、Varitaの全面監修も務めている "志村昭三"氏 が行っております。
ネックの厳密な状態の見極めからコンマ単位の弦高調整、そしてPUのポールピースのネジ頭の方向など、一本一本その個体のポテンシャルを最大限に引き出す調整が行われています。

あまりにも自然に弾けるので、正直セットアップが施されているといわれてもピンとこない場合もございます。しかしその違和感のなさこそが、志村氏によるセットアップの真髄です。
昨今では量産体制が多く見られるなか、木材の切削加工からセットアップに至るまで、一本一本丁寧に仕上げられている非常に貴重なギターでございます。


長々と書き連ねましたが、それでもこのVaritaギターの魅力は半分も伝えられていないかと…
しかし確実に言えることは、世界中のハイエンドギターと比較しても決して劣らず、むしろ勝る部分が多く見受けられるということ。まさしく世界レベルのギターといっても過言ではありません💪✨


選び抜かれたスペックに最高峰のセットアップを施した、まごうことなきプロスペックモデル。
一度弾けばその真髄を知ることができ、弾き込むほどにプロ仕様のポテンシャルを深く感じ取れる逸品です✨
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秋庭

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今回は Varita Custom Guitar より、"Soltar Standard 5053 Quilt Top" のご紹介です。
こちらはプロのスタジオミュージシャンの意見を基に製作された、プロ仕様の国産ハイスペックモデルです。


一切の妥協が許されないスタジオワークにLIVEの現場。そんなプロミュージシャンの感性に機敏に反応するギターを目指して2001年に製作が始まった "Varita Custom Guitar" 。
知る人ぞ知るブランドでありながら今年で25周年を迎え、細部まで見ていくと、その高いポテンシャルゆえに長年プロミュージシャンから愛され続けている理由が伺えます👀


ウッドマテリアルは、ボディはトップ材にハイグレードのキルトメイプル、バックにはアルダー、ネックは板目取りのメイプル、指板にはローズウッドを採用しています。

重量はどの個体もアルダーボディとして最適な3.5キロ前後ほどで、ボディのシェイプやキャビティのザグリの形まで緻密な計算により製作されています。
ちなみに以前、Varitaの代表の方に「ピックガード無しでバックルートの Soltar Standard って作れますか?」と尋ねた際に、「それだとボディの構造を一から考えないといけません」とおっしゃっておりました。
サウンドのことを考えると単なるバックルートモデルとして作ることはできないとのことで、このような部分からもいかにVaritaギターが緻密な計算を基に製作されているかが伺えます。

そしてボディバックのエッジ処理はご覧のとおり、非常に滑らかに角が取られているため、体への当たりも優しくなっております👀
座りの姿勢はもちろん、長時間立って弾いてもストレスなく抱えることができます💪✨


そしてネックはブランド肝いりの仕上げで、材はもちろん、このシェイプを再現する工房を厳選して製作依頼をしているほど重要視している部分になります。

ネックの厚みは薄く、指板の端も手への当たりが柔らかくなるようしっかり丸められており、オープンコードでEメジャーなどを弾いた際にも人差し指が滑らかに入り込み、非常にスムーズなプレイングが可能です💪
まるでずっと弾き込んできたような形状で、 "今剛"氏 のようなあの滑らかなフィンガリングもこのギターならできると納得する仕上がりをしています👀✨

また指板ラディアスはフラットな10Rで仕上げられているので、握りこみのコードからハイフレットのソロプレイまで無理がなく弾くことができ、老若男女問わずにどんな繊細なプレイでも可能に思える弾き心地を備えています💪✨

ちなみに以前、Fender Custom Shopのマスタービルダー数名にインタビューした際にも、その全員が「一番大事な部分はネックだ」とおっしゃっていたことがあり、「ネックがねじれたり弾きにくい形状になっていると、どれだけ良い鳴りでも素晴らしいプレイをすることはできない」とのことでした。
やはり高いクオリティとプレイアビリティを再現できる工房やビルダーの方々は、プレイングに一番関わるネックを最重要視していることが伺えます👀


そしてPUには、 "Raw Vintage RV-PAF & RV-60" を搭載しています。

直流抵抗値は、RV-PAFが8.1kΩ、RV-60が6.1kΩと全体的に近いパワー感で仕上げられており、実際に弾いてみると、ローはスッキリしていて、ハイの音域は非常に豊かに感じられます。

クラシックな気品を感じるトーンで繊細なニュアンスも再現可能でありながら、ピッキングに無理を感じさせないモダンな扱いやすさも備えており、ヴィンテージ志向のサウンドなのに弾きやすいというなんとも不思議なサウンドをしています。
指弾きでの繊細なクリーンから、アンプ直のオールドスクールなオーバードライブ、ハイゲインのリードサウンドまで、非常に幅広いサウンドメイキングが可能です💪
そしてどれも音抜けが良い。すごい、これぞプロスペック…!👀✨

さらにコントロールは、それぞれのハムバッカーにコイルタップスイッチ、またトーンポットを引き上げることで フロント&リアPU がONになり、[フロント&ミドル&リア]、[フロント&リア]の2ポジションを選択することができます。
特にフロント&リアのサウンドは James Tyler などでも取り入れられており、リアのキレの良さとフロントの倍音の豊かさが合わさった音色は、プロミュージシャンからの厚い支持を得ているサウンドでもあります💪✨

またコイルタップでPU構成をSSHや一風変わったHSSのような構成にすることも可能なので、この一本があればサウンドメイキングで困ることはまずないでしょう👀✨


そして最後のセットアップは、"今剛"氏 や "松原正樹"氏 をはじめとした数多のプロギタリストのセットアップを手掛け、Varitaの全面監修も務めている "志村昭三"氏 が行っております。
ネックの厳密な状態の見極めからコンマ単位の弦高調整、そしてPUのポールピースのネジ頭の方向など、一本一本その個体のポテンシャルを最大限に引き出す調整が行われています。

あまりにも自然に弾けるので、正直セットアップが施されているといわれてもピンとこない場合もございます。しかしその違和感のなさこそが、志村氏によるセットアップの真髄です。
昨今では量産体制が多く見られるなか、木材の切削加工からセットアップに至るまで、一本一本丁寧に仕上げられている非常に貴重なギターでございます。


長々と書き連ねましたが、それでもこのVaritaギターの魅力は半分も伝えられていないかと…
しかし確実に言えることは、世界中のハイエンドギターと比較しても決して劣らず、むしろ勝る部分が多く見受けられるということ。まさしく世界レベルのギターといっても過言ではありません💪✨


選び抜かれたスペックに最高峰のセットアップを施した、まごうことなきプロスペックモデル。
一度弾けばその真髄を知ることができ、弾き込むほどにプロ仕様のポテンシャルを深く感じ取れる逸品です✨

リボレ秋葉原店 秋庭 のレビュー 2026/08/20

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