今回は GRETSCH より、 "G6120T-HR Brian Setzer Signature Hot Rod Hollow Body with Bigsby" のご紹介です。
こちらはロカビリーミュージシャンとして知られる "ブライアン・セッツァー" のシグネチャーモデルです。
1980年代初頭にネオロカビリーブームを起こしてロカビリーをリバイバルさせた伝説的バンド "Stray Cats" のギターボーカルであり、グレッチを象徴するアーティストとして必ず思い浮かべる "ブライアン・セッツァー" 氏。
こちらはブライアン氏がデビュー当初から愛用している "G6120T" を基に本人のこだわりを詰め込んだ、モデル名にも採用されている "ホットロッド" な一本に仕上がっております👀✨
まずはカラーリング!こちらは "エクストリーム・クーラント・グリーン" というカラー名で、エンジンの冷却液(クーラント液)を彷彿とさせるカラーリングを採用しています🚗
ピックガードも外されており、派手なカラーリングやなるべく質量を少なくしているそのルックスは、まさしく "ホットロッドカー" のようなルックスに仕上がっております👀✨
ウッドマテリアルは、ラミネートメイプルで構成されたフルホロウボディ、ネックはメイプル、指板にはローズウッドを採用しています。
そしてこのモデルの内部構造の特徴である "トレッスルブレーシング" を採用しているので、ハウリングにも強く低音も控えめでタイトになり、音の粒立ちもハッキリとしている印象です👀
またボディのFホールは通常よりも大きいサイズで空けられており、ボディ内部の鳴りが外へ出る量が多くなって音の籠りも取れるため、生鳴りでも音圧が上がってキレの良いワイルドさを感じられます💪✨
正直生でかき鳴らすだけでも満足できるほどパワフルなトーンで、アンプラグドでもしっかりとロカビリーさを感じ取ることができます✨
ネックシェイプは "Vintage V" を採用しており、ヴィンテージのVシェイプだと太くて角張った形状だと思われそうですが、実際に握ってみると細めのグリップ感に仕上げられており、Vの角度もゆるやかで少しCシェイプに近い形状なので、どちらかというとモダンな印象です👀
さらに意外にも、指板は 9.5-12インチのコンパウンドラディアス を採用しているので、握りこむスタイルのコードからハイフレットでのプレイも難なく押さえられます💪✨
また、個人的にはふと目に入るサイドの赤いドットインレイがさりげない装飾でグッときます…
指板上では使わずにサイドのみというさりげなさもポイントです👀✨
そしてPUには、シグネチャーモデルの "TV Jones Brian Setzer Signature Filter’Tron" を搭載しています。
PUカバーにはブライアン氏のサインが刻印されており、抵抗値は [フロント:4.5kΩ, リア:6.3kΩ] と、他のTV JonesのPUと比べるとやや強めのパワーに仕上げられています。
またコントロールは、マスターボリュームにPUセレクターのみとシンプルな配線ですが、ボリュームには "トレブルブリード・サーキット" を搭載しているので、ボリュームを絞ってもハイが落ちにくい仕様となっております。
この最小限ながらスペックの高いコントロールからも "ホットロッド" な要素が感じられます👀
実際に弾いてみると、クリーンではクリアでクリスピーなサウンドを奏でられ、歪ませればローエンドとミッドレンジにパンチを感じられるサウンドで一音一音がハッキリとしていて、どちらもロカビリーのような速いパッセージなフレーズにはうってつけな印象です👀✨
特にクランチレベルで歪ませたリアPUは、フルホロウボディの豊かな鳴りを備えつつもワイルドなキレの良さを感じられ、最高のロカビリーサウンドと言えるでしょう💪✨
シンプルなスペックながらプレイアビリティやサウンドは最高を極めた、まさしく "ホットロッド" なシグネチャーモデル!
一発弾くだけで当時のカルチャーを感じ取れる、真のロカビリーモデルに他ならない一本です✨