今回は Fender USA より、 "Limited Edition Jack White Triplecaster Telecaster" のご紹介です。
こちらは現代のロックシーンを代表するマルチアーティスト "ジャック・ホワイト"氏 のシグネチャーモデルです。
1997年に "The White Stripes" でデビューし、2011年の解散後も "The Raconteurs" や自身のソロプロジェクトの他にも、俳優としての活動や、レコードレーベルをはじめ様々な事業を行っている "Third Man Records" (店舗の内装がスゴイのでぜひ検索してみてください) を運営するなど、マルチな活躍で21世紀を代表する天才アーティストとして評価を得ている "ジャック・ホワイト"氏 。
今回ご紹介するこちらのシグネチャーモデルは、そんなジャック氏ならではのスタイルを体現したような多彩なスペックを備えた一本に仕上がっております👀✨
まずはなんといってもこのルックス!!黒と白を基調に、至るところにパウダーコーティングが施されたホワイトカラーの特注パーツを使用し、Bigsbyのアームもチェット・アトキンスが愛用していたワイヤー・スタイル・ハンドルを採用するなど、どこを切り取っても完成された圧倒的なルックスに仕上がっております👀✨
"トリプルキャスター" という名前の由来は、ジャック氏がデザインや制作を行う際に使用する数字から来ており、このギターにもそれを反映して 3つのピックアップ、3wayのポジションスイッチ、3つのコントロールノブ、12フレットの3点のポジションマークとサイドインレイ、そして12フレット以降のポジションマークも3カ所のみと、あらゆる点で "3" が使用されていることが伺えます👀
ウッドマテリアルは、ボディにはチェンバード加工が施されたアッシュ、ネックにはメイプル材に貼りメイプル指板を採用しています。
ちなみにネックのメイプルはジャック氏が好みの明るい色の木材を採用していますが、これは白ではなく木材そのもののナチュラル(自然)なカラーを、他の金属パーツのクローム部分と合わせて "3番目" のカラーリングとして数えています👀
ネックシェイプはソフトV、指板ラディアスは12インチで仕上げられており、一般的なネックの厚みなので握りこみのコードが押さえやすく、フラットな指板のおかげでソロも弾きやすい印象です💪
またボディバックのネックジョイントにはヒールレス加工が施されているので、22フレットまでスッと手が届いて弾きやすくなっております💪
そしてPUには、オリジナルに開発された "Humbucker, JW-90 Single-Coil, CuNiFe Wide-Range Humbucker" を搭載しています。
ジャック氏は、フロントPUのワイドレンジハムバッカーはクリーミーで低音が効いている部分、ミドルPUのP-90はエネルギッシュでキレのよいパンク感を感じるミドルレンジがお気に入りのようです💪
リアPUのハムバッカーは長年試行錯誤を重ねたうえ、妻のオリヴィア・ジーンが使うギターに搭載されているカスタムハムバッカーのサウンドを聞いて、「これぞハムバッカーに求めているサウンドだ」と思いチョイスしたとのことです👀
またそれぞれのPUの異なるサウンドにフォーカスする為に、セレクタースイッチはあえてハーフポジションのない3way仕様となっております。
実際に弾いてみると、たしかに各々のPUならではの際立ったサウンドを奏でることができ、しかし音の核には統一感があるのでPUをポジションチェンジしても扱いやすさがあり、サウンドメイキングも難しさを感じません✨
ジャック氏が「これは自分の音のためだけに作ったわけではなく、プレイヤーが自由にサウンドを作れるものにしたかった」と言うとおり、どのPUもそれぞれの特性に突出したサウンドなので幅広いジャンルに対応可能ですが、個性的なサウンドというよりはプレイヤーの音作りが素直に反映されるトーンを備えている印象です💪✨
さらに一見コントロールノブが3つ搭載されているように見えますが、一番下のノブは3ポジショントグルスイッチで [OFF, ON, Direct-To-Jack] という構成になっております。(画像5枚目では Direct-To-Jack に傾いております)
Direct-To-Jackはその名のとおり、選択するとボリュームとトーンをスルーして、アウトプットジャックへ直接配列されるようになっております。(キルスイッチは効きます)
使い方の例として、Direct-To-Jackではバッキングを弾いて、ONの状態ではあらかじめボリュームとトーンを調整して別のサウンドを作っておいてソロやクリーンパートで使用するなど、プリセットトーンとして使用することが可能です💪
異なる3種類のPUサウンドにプリセットトーンを作ることができ、さらにキルスイッチの搭載や瞬時にドロップDチューニングも可能と、これほどサウンドメイキングやプレイに置いて無限の可能性を感じられるモデルは、他のギターと見比べても並ぶものはまず無いでしょう💪
通常のテレキャスターよりも機能が多いので複雑に感じるかもしれませんが、フォーカスしてみると一つ一つにしっかりと機能が割り当てられたツールとして完成され、ジャック氏の理念を感じ取れる一本に仕上がっております👀✨
ルックス&スペックともに、 "ジャック・ホワイト"氏 ならではの豊かな想像力に満ち溢れた仕様が詰め込まれた一本!
ジャック氏が「もしレオ・フェンダーが生きていたらとても誇りに思うんじゃないかな」と語るとおりに仕上げられた、フェンダーの歴史と革新を融合させたシグネチャーモデルです✨