ワールドペダルパーク ヤマシタ のレビュー
春も終わりかけ、半袖が似合う季節になってきましたね。
皆さま新年度はいかがお過ごしでしょうか。

今回は小型アンプ界に新たな旋風を巻き起こす?
Blackstar/BEAM MINIをご紹介いたします。

まず、ブランドについて軽くご説明を。
ご存知の方も増えていると思いますが、
Blackstarはイギリスのメーカーです。

元々はMARSHALLに居たエンジニア等によって
2004年に始動したという背景があります。

そのため、伝統的なサウンドは受け継ぎつつ
モダンで使いやすいというイメージですね。

真空管アンプはもちろん、小型アンプや
エフェクター、アンシミュまで作っています。
そのどれもがギタリスト視点で作られているのが
個人的な推しポイントですね。

というわけで、そんなブランドが新発売した
BEAM MINIはどんなアンプなのか。
さっそくレビューしていきましょう。

-----------------------------
①ビビットなサウンド

なんといっても一番大事なのは音ですよね。
これに関しては本当に素晴らしいと思います。

一通りの内蔵アンプ音源を試したのですが、
小型アンプにありがちな「音の曇る感じ」が
全くと言っていいほど感じられませんでした。

それでいてミッドやローの質量も充分です。
スカスカ、チャリチャリにはなりません。
肉厚でジューシー、だけど凛とした感じもある。
「デジタルの小型アンプでこの音出せちゃうのか...」
と思ってしまうくらいのクオリティです。

あと、デジタルによくありがちな
クリーントーンにおける謎のモチモチ感。
(共感してくださる方いらっしゃるでしょうか)

それをほとんど感じませんでしたね。
ちゃんと実機のアンプに近い音のクリアさ。
これはかなり気持ちよくギターが弾けます。

ナチュラルかと言われれば難しいですが、
間違いなく弾いていて気持ちのいい音です。
デジタルの時点でナチュラルには成り得ませんが、
強みを生かした上手なお化粧の仕方だと思いました。

-----------------------------
②コンパクトなのに大出力

価格とサウンドの良さはどうしても
天秤にかけることになりがち。
「練習用だから、ある程度の音質でいいよ」
という方も多いのではないでしょうか。

「アパート/マンションだから音出せないし」
そういった声もよく聞きますね。

私の持論なのですが、音の良し悪しは
スピーカーの径に一因があると思っています。
だって我々が好んで聞いている音は、
12インチサイズのスピーカーから
なっていることが多いですからね。

それもハイゲイン系なら4発が主流。
小型アンプの2~3インチスピーカーでは、
音に差が出るのは当然です。

ただ、このBEAM MINIはそんな持論に
真っ向勝負を挑んできた気がします。

前述の通り、私の頭の中で思い描く
ステージ用アンプとの差をあまり感じないんです。
それは手元のニュアンスへの追従性だったり、
アプリ内のエフェクターをONにしたときの
実機との解離性の少なさだったり。

「知ってるのと全然違う」が少ない。
これが快適さの理由かもしれません。

恐らくですが、今まで積み上げた技術により
その差を埋める努力がなされているはずです。
小さいスピーカーで迫力のある低音を鳴らす。
そういった機構を開発しているのでしょう。
(詳しく知りたい方は「ISF、CabRig」を検索!)

現代のテクノロジーの恩恵を受けた製品で、
アナログの良さを体感できるのはすごいですね。

ちなみにですが、ヘッドフォンを繋いでも
違和感なく、めっちゃいい音でした。
(個人的に超大事なとこ!)

-----------------------------
③NAMプロファイルが使える!

こちらの項目については興味のある方だけ
お読みいただければ幸いです。
(少しマニアックなお話なので!)

さて、NAMが読み込める小型アンプですか。
なにそれ!便利すぎる!!!!!!!
めちゃくちゃ面白いじゃん!!!!!

・・・。

すみません。テンションが上がり過ぎてしまいました。
実際、すごく面白いと思うんですよね。

爆アゲポイントは2つあって、
・アプリで完結
・形式の変換無し
これがテンション上がる理由です。

※NAMはAIを用いて実機アンプの音響特性を再現したもの。
 つまるところ、アンプシミュレーターですね。

普段、NAMプロファイルはPCで扱うことが多いです。
使用するには各種ローダーが必要になるので。

ただ「ちょっと試して遊びたいだけ」ってときに
PCでいろいろ作業するのは面倒なものです。

そんなときにアプリで試せると楽ですよね。
実際に使ってみましたが、TONE3000のログインさえ
やってしまえば、後はシンプルな操作でした。
内蔵アンプと同じくらいの手軽さで選べます。

「興味はあるけど面倒くさそう」「使い方が難しそう」
といった理由でNAMを避けてきた方に、
ぜひともおすすめしたいアイテムですね。

また形式変換についてですが、既に市場に出ている
VALETONのマルチなどは形式の変換が行われるため、
そのままの形式で使えるのは大きな差かと思います。
-----------------------------
【おまけ】

小型練習用アンプの大定番、
FLY3とも少し比較しておきます!
同じBlackstarではありますが、
サウンドは大きく異なります。

BEAM MINIの方が「いわゆる実機」の音に近く、
FLY3は「癖がなく素直」なサウンドだと思いました。

機能面もかなり違いがありますが、
BEAM MINIは「オールインワン」型。
FLY3は「ベーシック」型。
といったイメージかなと思います。

両機とも練習の用途にもってこいな音なので、
ぜひBlackstarを選択肢に入れてみてください!
-----------------------------
という訳で、今回は新商品の
BEAM MINIをご紹介しました。

思いのままに書きまくっていたら、
かなりの長文になりましたね...。

最後まで読んでいただいた方、
本当にありがとうございます(涙)。

「ワンランク上の練習用アンプが欲しい」
「小型で大音量のアンプが欲しい」

そんな方に、ぜひおすすめしたい1台。

「実際の音を確かめてみたい!」という方は
渋谷にありますワールドペダルパークで
ご試奏いただけますので、ぜひお試しくださいませ。
私がいれば、使い方も手短にご説明いたします!
(新製品につき、在庫切れの際はご容赦ください!)

それでは次のレビューでお会いしましょう。
ご精読ありがとうございました。

(今回の画像はWPPスタッフ花村くんでした!)
by
レビュー詳細ページ| ギターやベースなどの楽器販売・買取・エンタメなんでも揃う日本最大級の楽器専門店。
ヤマシタ

ヤマシタ

ワールドペダルパーク

>>スタッフ紹介

春も終わりかけ、半袖が似合う季節になってきましたね。
皆さま新年度はいかがお過ごしでしょうか。

今回は小型アンプ界に新たな旋風を巻き起こす?
Blackstar/BEAM MINIをご紹介いたします。

まず、ブランドについて軽くご説明を。
ご存知の方も増えていると思いますが、
Blackstarはイギリスのメーカーです。

元々はMARSHALLに居たエンジニア等によって
2004年に始動したという背景があります。

そのため、伝統的なサウンドは受け継ぎつつ
モダンで使いやすいというイメージですね。

真空管アンプはもちろん、小型アンプや
エフェクター、アンシミュまで作っています。
そのどれもがギタリスト視点で作られているのが
個人的な推しポイントですね。

というわけで、そんなブランドが新発売した
BEAM MINIはどんなアンプなのか。
さっそくレビューしていきましょう。

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①ビビットなサウンド

なんといっても一番大事なのは音ですよね。
これに関しては本当に素晴らしいと思います。

一通りの内蔵アンプ音源を試したのですが、
小型アンプにありがちな「音の曇る感じ」が
全くと言っていいほど感じられませんでした。

それでいてミッドやローの質量も充分です。
スカスカ、チャリチャリにはなりません。
肉厚でジューシー、だけど凛とした感じもある。
「デジタルの小型アンプでこの音出せちゃうのか...」
と思ってしまうくらいのクオリティです。

あと、デジタルによくありがちな
クリーントーンにおける謎のモチモチ感。
(共感してくださる方いらっしゃるでしょうか)

それをほとんど感じませんでしたね。
ちゃんと実機のアンプに近い音のクリアさ。
これはかなり気持ちよくギターが弾けます。

ナチュラルかと言われれば難しいですが、
間違いなく弾いていて気持ちのいい音です。
デジタルの時点でナチュラルには成り得ませんが、
強みを生かした上手なお化粧の仕方だと思いました。

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②コンパクトなのに大出力

価格とサウンドの良さはどうしても
天秤にかけることになりがち。
「練習用だから、ある程度の音質でいいよ」
という方も多いのではないでしょうか。

「アパート/マンションだから音出せないし」
そういった声もよく聞きますね。

私の持論なのですが、音の良し悪しは
スピーカーの径に一因があると思っています。
だって我々が好んで聞いている音は、
12インチサイズのスピーカーから
なっていることが多いですからね。

それもハイゲイン系なら4発が主流。
小型アンプの2~3インチスピーカーでは、
音に差が出るのは当然です。

ただ、このBEAM MINIはそんな持論に
真っ向勝負を挑んできた気がします。

前述の通り、私の頭の中で思い描く
ステージ用アンプとの差をあまり感じないんです。
それは手元のニュアンスへの追従性だったり、
アプリ内のエフェクターをONにしたときの
実機との解離性の少なさだったり。

「知ってるのと全然違う」が少ない。
これが快適さの理由かもしれません。

恐らくですが、今まで積み上げた技術により
その差を埋める努力がなされているはずです。
小さいスピーカーで迫力のある低音を鳴らす。
そういった機構を開発しているのでしょう。
(詳しく知りたい方は「ISF、CabRig」を検索!)

現代のテクノロジーの恩恵を受けた製品で、
アナログの良さを体感できるのはすごいですね。

ちなみにですが、ヘッドフォンを繋いでも
違和感なく、めっちゃいい音でした。
(個人的に超大事なとこ!)

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③NAMプロファイルが使える!

こちらの項目については興味のある方だけ
お読みいただければ幸いです。
(少しマニアックなお話なので!)

さて、NAMが読み込める小型アンプですか。
なにそれ!便利すぎる!!!!!!!
めちゃくちゃ面白いじゃん!!!!!

・・・。

すみません。テンションが上がり過ぎてしまいました。
実際、すごく面白いと思うんですよね。

爆アゲポイントは2つあって、
・アプリで完結
・形式の変換無し
これがテンション上がる理由です。

※NAMはAIを用いて実機アンプの音響特性を再現したもの。
 つまるところ、アンプシミュレーターですね。

普段、NAMプロファイルはPCで扱うことが多いです。
使用するには各種ローダーが必要になるので。

ただ「ちょっと試して遊びたいだけ」ってときに
PCでいろいろ作業するのは面倒なものです。

そんなときにアプリで試せると楽ですよね。
実際に使ってみましたが、TONE3000のログインさえ
やってしまえば、後はシンプルな操作でした。
内蔵アンプと同じくらいの手軽さで選べます。

「興味はあるけど面倒くさそう」「使い方が難しそう」
といった理由でNAMを避けてきた方に、
ぜひともおすすめしたいアイテムですね。

また形式変換についてですが、既に市場に出ている
VALETONのマルチなどは形式の変換が行われるため、
そのままの形式で使えるのは大きな差かと思います。
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【おまけ】

小型練習用アンプの大定番、
FLY3とも少し比較しておきます!
同じBlackstarではありますが、
サウンドは大きく異なります。

BEAM MINIの方が「いわゆる実機」の音に近く、
FLY3は「癖がなく素直」なサウンドだと思いました。

機能面もかなり違いがありますが、
BEAM MINIは「オールインワン」型。
FLY3は「ベーシック」型。
といったイメージかなと思います。

両機とも練習の用途にもってこいな音なので、
ぜひBlackstarを選択肢に入れてみてください!
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という訳で、今回は新商品の
BEAM MINIをご紹介しました。

思いのままに書きまくっていたら、
かなりの長文になりましたね...。

最後まで読んでいただいた方、
本当にありがとうございます(涙)。

「ワンランク上の練習用アンプが欲しい」
「小型で大音量のアンプが欲しい」

そんな方に、ぜひおすすめしたい1台。

「実際の音を確かめてみたい!」という方は
渋谷にありますワールドペダルパークで
ご試奏いただけますので、ぜひお試しくださいませ。
私がいれば、使い方も手短にご説明いたします!
(新製品につき、在庫切れの際はご容赦ください!)

それでは次のレビューでお会いしましょう。
ご精読ありがとうございました。

(今回の画像はWPPスタッフ花村くんでした!)

ワールドペダルパーク ヤマシタ のレビュー 2026/05/17

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