今回は、Squier Classic Vibeシリーズより、 60s Custom Telecaster SH with Bigsbyをご紹介!
Squierの中でも伝統的なスペックに焦点を当てた「Classic Vibeシリーズ」。
本モデルは、1950年代後半から60年代にかけて登場したダブルバインディングのFender Custom Telecasterをもとに、ピックアップ配列をSHに、そしてトレモロにビグスビーを搭載した仕様となております。
「え...ビグスビー...?」「そもそも触れたことがない」「弦交換に手を焼くからあまり...」
と、思った方々に朗報です。
本モデル搭載のビグスビーは“ピンレス”モデル、つまり穴に弦を通すだけなのです。
従来であれば、弦交換の際に弦のボールエンドをアーム側のピンに引っかける必要があり、気づいた時にはボールエンドがピンから外れてかけ直し。
こういった一癖ある弦交換をストレスなく行えます。
さらに、ムスタングタイプのブリッジを採用することで、演奏中の弦落ちやサドルのイモネジが勝手に下がってしまう心配もありません。
その他、ネックは細身で握りやすい「Cシェイプ」、グロス仕上げでグリップ感もあり、21フレットの伝統的な仕様。
ボディは、バックコンターやエルボーコンターがない王道のテレキャスタースタイル。
ヴィンテージスタイルのペグに3wayのピックアップセレクター、マスターボリューム、マスタートーンのコントロール部。
木材は、Squierでは定番のポプラボディ、メイプルネック、インディアンローレル指板。
演奏面や弦交換のしやすさも考えられた伝統的な仕様のモデル、まさしく「こういうのが欲しかった」を体現しています。
手に取りやすく扱いやすいSquierらしさが光ります。
続いてはサウンド面です。
裏通しではないので、弦の張りは少々緩めではありますが、テレキャスターらしいトゥワンギー(鼻づまり)感を味わえます。
ネックポジションにハムバッカー、ブリッジポジションにシングルコイルを搭載しており、各ピックアップのバランスも良い印象です。
チョーキングがやりやすいのも良いですね。
カラーのラインナップは、「Aztec Gold」と「Lake Placid Blue」の2色。
Fenderのヴィンテージスタイルのモデルでは定番のカラーです。
カラーの選定もなかなかの渋さ!
なかなかお目にかかれないので、この機会に手に取ってみてください!