前回ご紹介のストップテールSGに続いての待望の入荷を果たした、手にするだけでその姿が映える、Pelham Blueを纏うMurphy Lab Light Agedをご紹介します!
Gibsonの持つ高い製作技術と、当時の時代が産み出したと言える流麗なフォルムが美しいSG!
本機は中でも一つの完成形を見たと言える、1964年スペックを再現した一本です。
60年代初期~中期には、エレキギターの歴史の中でもカスタムカラー系が多く輩出された事はご存知の事と思いますが、その中でもこのSGの、持つボディースタイルとニッケルパーツ等とPelham Blue、のコンビネーションによるここまでマッチした仕上がりは、目にすればその存在感に圧倒される事でしょう。
Murphy Labによるクラッキングワークはもちろんですが、メタリックカラーとなるPelham Blueも少しアンティークコートが掛かる事での、緑がかったカラーとなる事で、より高い質感を体現しているのも、このモデルの特徴と言えるでしょう。
Light Agedとする事で、僅かにベベルカットの一部にちらりと覗くマホガニーの色味もより良い味を出していますね!
特徴的な深いダブルカッタウェイはシングルカッタウェイ構造のLes Paulモデルとは一線を画すハイポジションへの抜群の演奏性がもたらされており、22フレットをフルに活用したいギタリストの要求にも応えた設計となっている事はもちろん、当時の音楽性に合わせたビブラートユニットの搭載も、このモデルの特徴の一つ。
Maestro Vivrolaは、板バネ式と言う当時同様のスペックを持ち、この構造ならではのトーンがある事はご存知の通り。
ストップテールピースとは異なる、テンション感と、ビブラートを実現する為にボールエンドをプレートにフックする構造からの、プレートの響きは独特で、ナイロンサドルとのコンビネーションでは、アタックは太みでありながらも、華やかなサステチィーン感を持ち、ストロークはもちろんソロトーンであっても、そのサウンドには彩りが加えられます。
本機は、3.4Kgとミドルウエイトを持ち、そのメタリックカラーとのコンビで得られる、ソリッドマホガニーならではのミドル感と、僅かなコンプ感は、クリーン&クランチトーンでの粒立ちの良いサウンドは勿論、ドライブトーンでは、身とコシのあるサウンドを弾き出し、一つの時代を産み出したのも納得のトーンを奏でてくれます!
ルックス良し、サウンド良しのこのパッケージを、是非貴方の愛機に加えていただきたい一本です!