Gibson Les Paulの最も愛される看板モデルのひとつ、1956 Les Paul Gold Top!
P90とABR-1コンビネーションが奏でる、唯一無二のサウンドを、楽器の個性でもお選びいただけるこのチャンスに是非!
1952年に誕生したレスポールモデルはギブソン社の歩みとともに変更される、ルックス、サウンド、弾き味などの仕様遍歴がございますが、本機は、誕生当初のゴールドトップのカラーリングとP-90ピックアップはそのままに、ブリッジにチューン-0-マチック&スタッド・テイルピースが搭載された第3形態と言えるスペックを採用しています。
入荷毎に、このスタイルの持つ個性はご紹介してまいりましたが、今回珍しく店頭に2本取り揃え、更に各々また異なる個性を持ち合わせていましたのでご紹介します。
今回の2本は、もちろんCOREモデルのVOSとなるので、全くの同一スペックとなりますが、
Serial No. 6 5354 Weight≒3.84kgのほぼフラットソンバック
Serial No. 6 5170 Weight≒4.10kgのほぼクォーターソンバック
と、約250gのウエイト差とバックのマホガニーの木目にも違いがあります。
このマテリアルのみがサウンドのすべてを決めると言う事はもちろんありませんが、個体差としては十分な役割を果たしている事も見逃せません。
軽量には軽量な、少し重量のあるバランスにはその各々の個性があり、この2本では、それを体現しているといっても過言ではありません。
Serial No. 6 5354は、その軽量なバランスと板目調の素材からなる、ふくよかさも併せ持つアコースティックなトーンから、P90独特のシングルコイルサウンドとのコンビネーションでは、つややかなネックサウンドと、ドライブトーンでも、シングルコイル特有ともいえる芯のあるキャラクターと共に広がりも併せ持つ魅惑のトーンを奏で、クリーンからドライブまでのサウンドで幅の広い表現力を持ち合わせています。
Serial No. 6 5170では、その重量感のあるボディーバランスから、ピッキングに対しての反応も良く、とても発音感のよいサウンド。
ネックサウンドではシングルコイル特有のアタックと、そのままのサスティーン感から、ブルージーなサウンドも、少しヘビーめなドライブゲインをもつソロプレイではコシも併せ持つトーンが貴方の強い味方となるでしょう。
ブリッジ&ミックスでも、バランスの良い出力を持つことで、カッティングプレイから、ストロークでのドライブトーンまで幅広く使用出来ると思わせるキャラクターは、このスタイルだからこそ得られる事を実感していただけます。
レスポール=ハムバッカーの代表的なサウンドの魅力ももちろんですが、メイプルアーチトップ&マホガニーバックの持つ個性に、GibsonならではのP90シングルコイルがコンビネーションする事での魅惑のサウンドをこの2本の個性と共に貴方の相棒を見つけていただきたいと思います!