信州の名工 『百瀬恭夫』氏が晩年に手懸けたカスタムモデルが入荷いたしました。
昭和52年、ヘッドウェイ株式会社としてアコースティックギターの製作をスタートし、晩年までの47年もの間、国産アコースティックギターの礎を築いてきた百瀬氏。
日本屈指の歴史的なトップギタールシアーとしても知られ、百瀬氏が手懸けるカスタムショップラインには今もなお高い人気を誇ります。
百瀬氏はこんな言葉を残しています。
「ギターは大切にして欲しいけど、保管して飾るより少しでもいいから毎日のように弾き込んで、その人の鳴りを育てて欲しいな」
本器は晩年とも言える2023年に百瀬氏の手で製作されたカスタムモデル。
トップに希少材、アディロンダック・スプルース、サイド&バックに整った柾目を持つインディアン・ローズウッド、ネックには1ピースのホンジュラス・マホガニーを使用。5Aグレードのウッドストックの中から、さらに百瀬氏が厳選したプレミアムな木材が使用されております。
本器に採用されている希少材・アディロンダックスプルースは通常アコースティックギターのトップ材として用いられることが多いシトカスプルースと比較して堂々とした広がりのあるサウンドをお楽しみいただけます。音の粒立ちや鳴りが非常に良く、煌びやかなサウンドに仕上がっています。塗装には希少な木材の鳴りを最大限に引き出す極薄塗膜の『Thin Lacquer』を採用。
サウンドを決める大きな要因となるブレイシングには【34ブレーシング】が採用されております。黄金期と呼ばれる1934年製のヴィンテージギターのブレイシング構造をベースに百瀬氏が設計しました。セミフォワードシフトXのスキャロップを施したブレイシングで温かい低音感と存在感のある高音域がバランスよく響きます。
ロマン溢れるロングサドルに、やや透けたべっ甲柄ピックガードを合わせ、ボディ淵には伝統的なヘリンボーン、ペグは日本のGOTOH製オープンバックをチョイス。最高に雰囲気のあるヴィンテージ風のルックスに仕上がりました。
今後、市場でも希少となっていく百瀬氏の作品。
お探しだった方はぜひこの機会に。
【SPEC】
・Top:5A Adirondack Spruce
・Side&Back:Indian Rosewood
・Neck:Honduras Mahogany
・Fingerboard:Ebony
・Binding:HD-28タイプ、ヘリンボーン
・Position Mark:白蝶貝ダイヤモンドスクエア
・Nut:High Density Bone
・Saddle:High Density Bone
・Finish:Thine Lacquer
・Tuner:GOTOH SXB510V 06M N
・Pickguard:ベッコウ柄
・BridgeWnd Pin:アイボロイド w/ドット