Leo Fender(レオ・フェンダー)がFender社の前身「K&F Manufacturing Corporation」にてアンプの製作/販売を始めたのは1945年。その後はご存じFender社にて製作/販売され、今でも世界中のミュージシャンから支持されるアンプブランドとして君臨しています。
今回入荷は、まるでブラウン管テレビのようなフロントパネルの見た目から通称『TV Front(TVフロント)』と呼ばれる時期(1948年ごろ登場)『Deluxe(デラックス)』アンプです。消耗パーツの交換が進んだプレイヤーズコンディションとなっております。
【キャビネット】
特徴的なTVフロントのフロントショットが素敵ですね。フロントネットに少々の汚れ、金属パーツのくすみ、経年によるツイード生地の傷みがみられ、ヴィンテージ楽器らしい素晴らしいルックスです。バックパネルビスがひとつ交換、ハンドル(取っ手)はいちど交換されているようです。キャビネット内ラベルがそれぞれ2枚ずつ貼られているのは出荷時の手違いでしょうか。
【インサイド】
スピーカーはJensen(ジェンセン)製アルニコスピーカーP12Rを1基搭載。消耗してしまった真空管、多数のコンデンサーの交換はあるものの、サウンドの肝の部分は概ねキープできています。10W程度の出力ですが分厚さとあたたかみのあるトーンに、後継機種同様にゲインアップでの芳醇なドライヴサウンドが魅力です。世界のレジェンドギタリスト達を魅了してきたサウンドがここにあります。
※当店でもしっかりと動作確認を行っておりますが、オリジナル消耗パーツは保証対象外となります。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
Weight:10.3kg
Size(Width/Depth top-bottom/Hight):460mm/190mm-230mm/420mm
Speaker:Jensen P12R Alnico ×1
Tube:5Y3GT(整流管),replaced/6V6GT ×2(パワー管),replaced/6SC7(プリ管)
-------Heartman Vintage Guitarsは池部楽器店のヴィンテージ・ギター&ベースの専門店です-------