皆様のご愛顧のお陰で本年にて創業50周年を迎えることができました。
半世紀を紡いだ軌跡と皆様への感謝を形にするため、創業50周年を記念してスペシャルなモデルをオーダーを致しました。
Headwayはトラディショナルなモデルからエキゾチックでモダンなモデルまで幅広く製作をし、高い技術で人気のHeadway(ヘッドウェイ)。そのヘッドウェイにてマスタービルダーの百瀬氏の下で10年のキャリアを積んだ、数人少数精鋭のスタッフで構成される飛鳥チームビルド(Aska Team Build)がございます。飛鳥チームビルドではレギュラーモデルでは通常使用されない希少な木材や、高い技術が必要になる加工やデザインが取り入れられ、サウンドはもちろん見た目にもこだわり抜いた仕様にて製作されております。
こちらのモデルは創業50周年を記念して製作された特別モデルです。Headwayでは桜材とモチーフを用いたモデルが製作されておりますが、今回のオーダーはバラをモチーフにしてオーダーを致しました。バラの花ことばには「愛・情熱」等がありますが、50年間の間お客様から愛され、そして楽器にもお客様にも情熱を持ってこれからも接したいという思いでデザインのモチーフ致しました。
ボディのトップ材にはセレクテットのシトカスプルース、サイドバック材にセレクトされたインディアンローズウッドが使用されており、バック材のセンターピースにはメイプルが使用されております。特別な記念モデルらしい目の詰まった最上材がチョイスされており、ローズウッドの倍音豊かな鳴りとメイプルの真のある鳴りを感じられます。ボディシェイプのドレッドノートタイプと相まって豊かで力強い鳴りを出し、3ピース特有の引き締まったローエンドが心地良い音色を奏でます。
ネックはアフリカンマホガニーとエボニー指板という組み合わせで、薄めのネックグリップは演奏性が非常に高く仕上げになっております。また、剛性も考えられており2本のカーボンサポートバーを組み込んでいます。これにより、ネックの堅牢さを維持するとともに、弾いた瞬間に振動が伝わるレスポンスの早さにも繋がっています。
装飾ではヘッドや指板やピックガードにはバラのインレイ入れられており、ボディバックとトップにはバラのゴースト塗装がされております。これらのデザインは今回特別にデザインされたもので、もちろん過去Headwayのモデルには無いデザインです。ボディカラーのグラデーションはローズレッドカラーで指定。このカラーも過去の他のでは採用されていない特別カラーです。
池部楽器が50年間お客様から頂いた「愛」「情熱」イメージした特別な記念モデル。
Headwayの技術とノウハウ、そして池部楽器とのパートナーシップにて完成した特別モデルです。
Body Top:Sitka Spruce
Body Side&Back:Indian Rosewood,Maple Center
Neck:African Mahogany
Fingerboard:Ebony
Nut:High Density Bone(水牛骨)
Saddle:High Density Bone(水牛骨)
Bridge:Ebony
Machineheads:GOTOH(R)SG301 AB01 GG
Fret:HHF-AG2S
Scale:645mm(25.4inch)
Neck Grip:Extra Slim U Grip
Width at Nut:43mm
Bracing:34 Semi Forward Shifted, Scalloped X Bracing
Finish:Thin Urethane
ハードケース付属