Bass Collection の15周年記念スペシャルオーダーモデル！！
スペック、サウンド共に、特別モデルとして申し分ない、素晴らしい仕上がりです！

40年以上に及ぶキャリアの中で、世界の名だたるアーティストの楽器を手掛けてきた、日本を代表するギターデザイナー/マスタービルダー、杉本眞氏率いる Sugi Guitars 。トーンウッドの特性を活かし素材の魅力を最大限に引き出した、ナチュラルかつソリッドなSugiならではのサウンドは、ジャンルを問わず人気を博しており、アーティストからコレクターまで世界中に多くのファンを持つ、日本屈指のカスタムギター・ベース・ブランドです。

杉本氏のクリエイティブなご提案や材の目利きにはいつも敬服するばかりですが、今回もその御力をお借りして、我々のアニバーサリーの為に素晴らしい作品を作り上げていただきました。ボディ材には、今や貴重な、40年もののホンジュラス・マホガニーを特別に分けていただき、そのトップにはフレイムの杢が上品に入った、同じくレアな黒柿を選定しました。指板には、ビンテージに使用されている上質のハカランダの様な、ダークな色合いのマダガスカルローズを用い、ハードロック・メイプルとパープルハートからなるラミネート・ネックについても、センターにバーズアイの杢が浮かぶ特別仕様という、実に惚れ惚れする仕上がりとなっています。

今回もっとも多くの時間を要した指板のインレイは、渋谷の桜丘町に15年店舗を構える当店らしく、「桜」をモチーフにしました。既存のデザインでは面白くないということで、オリジナル度を重視しましたが、今回は音の方にできるだけコストをかけたかったため、高額になりすぎない程度にうまくアレンジしつつデザインしていただいております。使用された貝殻の発色が良いおかげで、柔らかな色味ながら各ピースのメリハリが効いており、桜の花びらがダークブラウンの指板に上品に浮かびます。

肝心のサウンド面ですが、4キロ強の実重量よりも幾分重く感じられるボディ鳴りには、特有の粘りが感じられ、上質のホンマホの魅力を再認識させられます。音の重みには黒柿の特性も活かされているのでしょう。硬くしなやかなマダガスカルローズの指板は、程よいコンプレッションと耳に痛くない適度な硬さで他の材とも相性よく、スラップにもうまく対応してくれる印象です。

当店のアニバーサリー企画で実現した極上のスギ。
お早目に！