リッケンバッカー4003が最新スペックにて入荷!
創始者の一人、アドルフ・リッケンバッカーの従兄で撃墜王として有名であった、エディ・リッケンバッカーの知名度を活かす為に名付けられたリッケンバッカー社の歴史は古く、前身であるローパット・イン・コーポレーションが1931年に興された事から始まり、様々な楽器製作を行っていましたが、新たな展開としてドイツの楽器職人ロジャー・ロスマイルズを招き入れ、新しいソリッド・ギターの開発に着手した事により、現在まで続くリッケンバッカーの礎を築き上げました。
1957年には初のベースとなる4000を発売、1961年にはポール・マッカートニーの使用で一躍有名になった4001が登場し、リッケンバッカーはギターも含め、この時代のミュージック・シーンを一手に担っていたと言っても過言ではないでしょう。
1970年代に入ってもその勢いは加速し続け、イエスのクリス・スクワイア、ディープ・パープルのロジャー・グローヴァー、ファンカデリックのコーデル・ブギー・モースン等の使用により、多彩なジャンルで活躍をみせ、現在でもモーターヘッドのレミー・キルミスター、アーク・エネミーのシャーリー・ダンジェロ等、へヴィ系のミュージシャンにも愛用者が多く、音楽の歴史と共に歩み続け、永年に渡り愛され続けています。
4003は1979年に4001の後継機種として発売されたモデルで、ピックアップがハイ・ゲインの物へと変更され、より音抜けが良く、太くワイルドな低音と張りのある高音は一聴しただけで、ブンブン唸るリッケンバッカーのソレと分かるほど個性的で、数多のベースが世の中にはありますが、リッケン・サウンドはリッケンにしか出せない唯一無二の存在感を放っており、ピックで弾いた際のブリブリなロック・サウンドと、指弾きのふくよかなトーンは正にこれでしか出せません!
更にはリア・ピックアップのトーン・ノブにPUSH-PULL式のトーン・キャラクター・スイッチが追加されており、PUSH時はパワフルなスタンダード・トーン、PULL時にはヴィンテージ・トーンとなり、これはローパス・フィルターとなっており、カリッと粒立ちのはっきりとしたヴィンテージのリッケンならではのサウンドを再現し、往年のサウンドを体感出来る仕様となっています!
2021年8月以降の製作機からオイルドフィニッシュ・フィンガーボードへと仕様変更されていましたが、現在はグロス塗装の指板が復活となり、往年のファンの方には嬉しい仕様となっております。
また、従来ではトラスロッドが2本仕込まれており、調整の難易度が高かった本器ですが、2022年途中よりダブルアクション・トラスロッド1本へと仕様変更となり、ネック調整のしやすさは格段に向上しました。
さらに、今回の入荷分よりリアピックアップのカバーは廃止され、フィンガープレイヤーのためのサムレストを備えた一体型デザインに!旧仕様に見られたボビン周辺の隙間も無くなりました。
極少数の入荷となっておりますので、この機会をお見逃しなく!
Body: Solid Maple
Neck: Maple, Through body
Fingerboard: 10Radius w/Binding
Fret Marker: Triangle
No. Frets: 20
Scale Length: 33 1/4
Nut Width: 1 11/16
Pickups: 2 Single Coil Pickup
Hardware: Schaller Deluxe Machine Head, 4 Saddle RIC v2 Bridge Tailpiece
Color: Mapleglo
ハードケース付属