VHXは、Diezelのチューブアンプと、高品質なプログラマブルDSPが一つになった究極のアンプヘッドです。
VH4、Herbert、Hagen、Paulなど様々なアーティストに愛されてきたDiezelの象徴的トーンはそのままに、最新鋭のDSPエフェクトと融合させた次世代のリアルチューブアンプです。

革新的なインターフェース
最大の特徴であり、VHXの心臓部でもある4インチ液晶ディスプレイは、ギタリストが直感的に操作が行えるようにシンプルでアナログライクなインターフェースを採用しています。視認性に優れ、ライブやレコーディングの現場でもストレスなく操作が可能です。

プリアンプ
100%アナログのチューブ回路からなるプリアンプ・セクションは、GREEN（クリーン）、YELLOW（クランチ）、BLUE（ディストーション）、RED（スーパー・ディストーション）の4chから構成。

各チャンネル選択時に、BRIGHT（GREEN、YELLOW選択時）、SHAPE（3ポジション/BLUE、RED選択時）、VOICE（3ポジション）の設定の組み合わせにより計30通りの基本サウンドが選択可能。
多彩なサウンドメイクで、あらゆる音楽スタイルに対応するギターサウンドを完全網羅しています。

DSP／エフェクト
VHXには高品位なフルプログラマブルDSPが内蔵されており、10種類、最大6つのエフェクトが同時使用可能です。
内蔵エフェクトは、NOISE GATE、COMPRESSOR、PITCH SHIFT、DELAY、CHORUS、FLANGER、PHASER、TREMOLO、REVERB、EQUALIZERといったギターサウンドに不可欠なエフェクトを完全網羅しています。
またエフェクトループを2系統備え、必要に応じ外部のエフェクターを接続することも可能です。

DiezelのチューブテクノロジーとDSPの革新的な融合により、無限のサウンドメイクが可能になります。また多くのギタリストがエフェクトボードやラックシステムの運搬ストレスから開放されるでしょう。
好みのセッティングは本体に99プリセットを保存でき、別売のCOLUMBUSフットコントローラーやMIDIコントローラーで瞬時に呼び出しが可能です。

エフェクトループ
完全独立の二系統のFX LOOP（LOOP A / B）を装備し、設定によりPRE AMPセクション以降であればどこにでも配置可能です。
各LOOPに接続したエフェクトはMixによりシリアル接続（Mix 0）からパラレル接続（Mix 1.0）まで好みに応じてブレンドが可能となっています。そのため外部ミキサーを使わずにエフェクト量の調整が可能です。

レコーディングOUT
VHXはIRベースのキャビネットシミュレーターを内蔵し、ライブだけでなくレコーディングでの使用にも力を発揮します。アンプヘッドから直接ミキサーやオーディオインターフェースに接続し、スタジオでマイキングしたサウンドを録音可能です。注）本体側でラインアウトレベル設定は行えません。

レコーディングアウトは、キャビネットをつながなくても使用でき、またヘッドフォン接続やパワーアンプからのスピーカーアウトとの併用も可能です。

IRベースのキャビネットシミュレーターは、スピーカー2種類、マイク4種類から選択可能、キャビネットはDiezel 412F（4×12、クローズドバック）のサウンドをアウトプットします。
マイク位置を本体の画面上で調整でき、好みのマイキングで録音が可能です。

スピーカー接続
Diezelのアンプ共通、16Ωから4Ωのスピーカーに対応します。
またスピーカーケーブルの抜き差し時、パワーアンプの自動オフ機能により、本体の電源が入った状態であってもプラグの抜き差しが可能です。スピーカー不使用時であっても故障の心配はありません。