【週刊イケベミュージック・マガジン📖#15】Gibson SG特集 第三回 AC/DC Angus Young 編!2026.6.19配信分



コンニチハ~
Angus Ogawaです。
今回の特集はめっちゃ尖ってます(笑)
SGを使っている1人のアーティストに本気で迫ってみたいと思います!
何を隠そう私が宇宙で最も尊敬するギタリストAC/DCの“Angus Young”についてです!
実は~、Angus YoungがどんなSGを使っていて~ どんなアンプを使って~ 機材を使って~ はご本人があまり言及されていないのもあって、謎が多いのです。
いろんな噂や憶測が飛び交っているのもあって、私自身、Angus Youngをトリビュートする際にもたくさんの苦労を味わいました。
ただ言えることは、Angus YoungのSGサウンドは“素材を活かした”トーンであると思います。とにかくSG鳴らしのお手本と言えます。
AC/DCのサウンドメイク
AC/DCのスタジオ音源、ライブ音源ともに分かりやすい構成になっていて…
| 位置 | 演奏者 | 使用エレキギター | サウンドキャラクター |
|---|---|---|---|
| 左チャンネル | Malcolm Young | Gretsch Jet Firebird | ローミッド寄りのクリアーなトーン |
| 右チャンネル | Angus Young | Gibson SG | ハイミッド寄りの歪んだトーン |
これが見事に溶け込んでバンドサウンドを構築しています。化学反応…ブラザーケミストリーってやつですね!
実際の音を聴いて確認してみましょう(※ヘッドフォン推奨です!)
AC/DC – If You Want Blood(You’ve Got It)
いやーたまらないですね。片方ずつのチャンネルで聴くとキャラクターが全く違います。しかし、両方で聴くと2つの個性がしっかりと噛み合って、ギリギリクリアーなところで歪んでいて、重厚感もありながらエッジも効いてる味わい深いサウンドにまとまっていますよね!
そしてギターソロになると、音色の変化がなくそのままストレートに飛び出したかのようなトーンでプレイしています。
AC/DC – Whole Lotta Rosie
いかがですかね?“俺に言わせりゃ、Gibsion SGとMarshall Ampは、最強の組み合わせなんだぜ!”と言わんばかりのハイヴォルテージなサウンドが繰り広げられているのが分かります!
アンガスご本人は多分そんなこと絶対口にしないと思いますが(笑)それを音で表しているように感じます!
そして、更に!注目していただきたいのは、バッキング時は引っ込んで、ギターソロで際立ってのメリハリがしっかりしているところです。ライブになると更に顕著に出ます。1978年発表のライブアルバム『If You Want Blood You’ve Got It』より
AC/DC – Riff Raff
Gibson SGは、Les Paulと比較すると低域がカットされているので、バンドアンサンブルとの溶け込みやすさが最大の長所だとAngus Ogawaは考えています。
Angus Youngがこのようなトーンに辿り着いて行ったのは、様々な要因が絡んでのことですが、5人揃ってこの重厚なバンドアンサンブルを生み出しているAC/DC、Young兄弟のサウンドキャラクターを見ていくことで、Gibson SGが持つサウンドキャラクターの良さをグッと引き出したと言えるでしょう。
Angus Young の所有SG
Angus Youngが所有しているSGは、意外とユニークなものが多いです。すぐ頭に浮かぶ、スタンダードなSGかと思いきや…です。これも日本国内に情報があまり出回っていないから??ww
ざっくりと紹介すると
・1971 Gibson SG Standard(Walnut)
・ワイヤレスが内蔵されたカスタム仕様 Gibson SG
・2ピックアップのSG Custom
・稲妻インレイが入ったJaydee Custom GuitarsによるSG
・Gibson Angus Young Signature SG(いくつかモデル有)
すみません、ざっくりな感じで(笑)
参考資料が少なく、様々な情報があるので、Angus Ogawa調べで正確なものだけをピックアップした感じです…、本日はこの中から、1本を詳しくご紹介しましょう!
1971 SG Standard(Walnut)

1976年~1979年頃に、メインで活躍したSGです。私自身とても思い入れがあって、同年代のSGを手に入れてしまう程大好きなトーンが出ています。
この時期のAngus Youngのトーンは、歪みのノリがちょっと潰れていているけど、音の輪郭がクッキリしているのが特徴ですねー!




ルックスの特徴は、ラージガードで、ボリュート付きの3ピース・マホガニー・ネック、ネックヒールがほぼなくなって、加工が簡略化されています。
ピックアップには、T-Topがマウントされています。
これはGibsonのれっきとしたPAFですが、ピックアップのボビン上面に正しい向きを示すために「T」が記されていたことが由来になります。
オリジナルPAFよりもブライトかつタイトで暴れ気味のサウンド傾向で、当時の大音量化している音楽シーンにマッチするキャラクターを有していました。

Angus Youngはこのトーンキャラクターを最大限に活かして、AC/DC黎明期に、試行錯誤を繰り返しました。
80年代になると大きな成功を掴んでいき、自身のサウンドをさらに深化させていくことになるのですが、この期間に試行錯誤させてサウンドを確立していく様がドラマティックでロマンを感じます。
いかがでしたでしょうか?
感電しちゃいそうで危ないから使わなくなってしまった“ワイヤレスが内蔵されたSG”とか、
長年の酷使から限界寸前のSGを修理したことがきっかけで偶然誕生した
“Jaydee Custom GuitarsによるSG”
それからの“Angus Young Signature SG”に至るとか…
語ると、ここじゃ収まりきらないので今日はこの辺にしたいと思います!
次回も尖がった特集をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします(笑)
それではまた、お会いしまShow!!
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