【週刊イケベミュージック・マガジン📖#14】Gibson SG特集 第二回 60年代の仕様遍歴編!2026.6.12配信分



どうもこんにちはーAngus Ogawaです。
雨が降るんだか降らないんだか分からない半端な季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今朝はYOUR SONG IS GOODの『Cruise』を聴いてきました!
曇り空から徐々に晴れ間が差してくるような曲展開に気分は爽快、気持ちの良い朝を過ごすことができました。
さて、レスポールのフルモデルチェンジ版として誕生した経緯をお話した前回に引き続き、
今回はSGの年式ごとの仕様の遍歴を追いかけます。
1961年に誕生したSGがどのような変化を経てきたのか、早速見ていきましょう!
1961年:Les Paulとしての誕生
記念すべき初期型はピックアップの間に隙間があるスモールピックガード。
ネックはジョイント位置が21フレット付近にあり、ハイフレットの演奏性が抜群!ただし、接合面積が小さいため強度が低いという弱点も。
スウィング・アウェイ・プル・サイドウェイ・トレモロ、通称サイドウェイ・アームを搭載。
Gibsonが独自に開発したトレモロ機構ですが、テイルピースを前後させるためピッチが狂いやすいという難点を抱えていました。



1962年:ネックジョイントのマイナーチェンジ
SGはネックジョイント部は、木材同士の接着面積が極端に少ないことが起因してやや弱く、ここの変化を見れば当時かなり試行錯誤していたことが伺えます。
ボディの迫り出しは通称「Lip」と呼ばれておりますが、年式によりこの形状が変化していきます。
1963年:「SG」誕生とトレモロの変更
レス・ポール氏との契約終了に伴い、正式に「SG Standard」へ改名!トラスロッドカバーの「Les Paul」の文字が消えます。
スウィング・アウェイ・プル・サイドウェイ・トレモロの不評もあり、この年からマエストロヴァイブローラが標準仕様となりました。


1964年:スモールピックガードの完成形
ナット幅は42.8mm、ネックも厚みが増してCシェイプになります。
スモールピックガード期の到達点とも評され、The Beatles『Revolver』のレコーディングでジョージ・ハリスンが使用し、エリック・クラプトンがCream時代にウーマン・トーンを奏でた大変人気のある年式!
また、SGジュニアにもショートヴァイブローラ搭載モデルが登場しました。





1965年:大胆なモディファイ
この年はFender社に対抗してGibson社全体で大々的な仕様変更がありました。
まずこれまでは約17度だったヘッド角度が約14度に変更されます。
ナット幅も約42.8mmのレギュラーピッチから、約40mmのナローピッチへと変更されて狭くなりました。
1966年:スモールピックガードの最終モデル
66年後半からラージピックガードに変わるため、スモールピックガードモデルは66年が最終モデルとなります。
すでにネック接合部のLipが廃止され、ボディのホーン部分やベベルのカットは浅く、丸みを帯びた形状に。アッセンブリキャビティも大きくなり、需要に応えるようにして生産効率を上げる仕様へと変更されたと言えます。
1967年:ラージピックガード仕様の定着
前年から採用されたラージピックガード仕様のデザインが完全に定着!
これに伴って、ピックアップはピックガードマウントへと変更され、ピックアップキャビティのザグリも大きくなって生産効率が向上しました。
さらに、ネックジョイントも大きく異なり、ボディ側が伸びて19フレット付近でジョイントされています。


1968年:ラージピックガードSGでも人気の高い年式
69年まではネックは1ピースマホガニー。69年後半からは3ピースへと変更され、ヘッドロゴもスクリプトではなくなるので、68年までのモデルがラージピックガードの中でも人気があるようです。
1969年:Norlin期への移行とネックの強化
1ピースから3ピースのマホガニーネックへ変更。さらにヘッド裏にはネック折れ防止の隆起(ボリュート)が付きます。
ロゴはGibsonの「i」のドットがなく、角ばったものが使われ始めました。
この年からウォルナットフィニッシュが登場!
いかがでしたでしょうか?
その後70年代ではSGの人気は低迷しますが、
1971年にはラージピックガードモデルが終了し、
72年以降は再びスモールピックガードが標準仕様に戻りました。
↓↓↓↓ちなみにAngus Ogawaの所有するSGはこちら!↓↓↓↓


※1971年製のウォルナットフィニッシュです!なぜこのSGを選んだか…それにはちゃんと理由があるのですが(笑)
次回のメルマガと関係があるとか??お楽しみに!
それではまた、お会いしまShow!!
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