この佇まいが、只者では無い事を体現する王者の一本をご紹介します。
Murphy Lab 1959 Les Paul Standard Reissue Heavy Aged BOTB 58
皆さんレスポールと言えば、どの様な色や杢目をイメージされるでしょうか?
と、店頭でもお話ししていても、皆様多種多様。
それもそのはずなのは、登場から70年近くも経過する事で、皆さんがお好きなギタリストの方や、書籍等に掲載されているギター達等、目にするレスポールの表情は様々。
レスポールには、同じものが存在しない杢目という個性と共に、発売当初は楽器としては画期的とも言えるチェリーサンバーストを纏いながらも、経年によりその赤色が褪色する事で表現される中間色~赤味が抜けたレモンバーストと呼ばれるようなフェードカラーと、その表情は様々で、現在はオリジナルから再現された見事な再現度のカラーが多く存在する事からも、皆さんの思い描く一本もその時期により変わっているのではないでしょうか。
59レスポールと言えばやはりバリトラ!と言われるような、優美な杢目にも、それもハノ字と言われるような中心から下に向かって下がる様な杢から、横向きに流れるような杢、更にはその杢が炎の様に揺れ動く様な正にフレイムと言うにふさわしい杢、細かく揺れ動く様な細身のフィドル杢等、正に様々ですし、近年ではリアル指向と言える様なうっすらと浮かぶ上品な杢目等、店頭に並ぶレスポール達も様々な表情で魅せてくれます。
それもそのはず。。なのは、当社スタッフももちろん、日本のディーラーの方々が、日本のお客様の趣向に併せて様々な杢材を数多くの中からセレクトし、更にその杢材にあったカラーでオーダーをしているからとも言えます。
しかし?いくら杢材とカラーをオーダーしても、最後は店頭に届き完成品を目にするまでは、こればかりは分かりません。。
杢材の状態からトップカーブを描く事で、杢材の内部から現れる杢やアーチに沿った杢の出方、フィニッシャーの方の手作業によるバーストのレイヤー、そしてそのカラーも杢材の生地自体の持つ色味と合わさる事で得られるイエローとのコントラストと、いうなれば完成したギターこそが奇跡の真実なのです。
本機は、チェリー&フェード系が多い中での、あえてのビィンテージサンバーストカラーとなる、かの名書BOTBの58ページを飾るギターのカラーを採用した、正に通好みのカラー選択とそのバーストカラーにマッチした上品な杢が魅せる一本。
見る角度によって表情を変えながらも、主張の強くない上品な杢、随所に携えられるフレック、ピックアップ間にある太みの杢と、見れば見るほどその佇まいにはノックアウト必至です。(私だけですか?)
Murphy Labによる4段階あるエイジドステージの中でも3番目となる、エルボーやネックバック、バックルウェア等を適度に携えるHeavy Agedが採用されている点も、このギターの風格の一助となっています。
店頭に展示している姿から、既にオーラを感じるほどの完成度は、是非一度手にして頂きたい一本。
このカラーリングと佇まいが貴方の思い描くレスポールの姿である方もおられる事と思います。
その魅力を是非貴方の手に!