1960年代のヴィンテージVOXを徹底的に解析したVOX HandWired AC-HWRシリーズ
この度ニューモデルの"AC30HWRH/V212HWRX "が登場。そして入荷しましたのでご紹介いたします。
現代では価格が高騰している60年代のイギリス製VOXアンプを電源から見直して再現したモデルがAC-HWRなのですが、この度は「復刻」というより2000年代に蘇った、まるで「新しいヴィンテージACアンプ」だと思います。
電源回路から出力トランスに至るまで60年代オリジナルモデルを踏襲しつつも、現代的に新たに設計されたVOXカスタムモデルで
現代に入手可能なパーツや素材で60年以上前のビンテージサウンドを蘇らせるという、非常に気の遠くなるような開発や作業をメーカーの方はされたのだと思います。
現代的な仕様としては「ノーマルチャンネル」と「トップブーストチャンネル」の2つの独立チャンネルそれぞれでボリューム、1EQコントロールができる点とマスターボリュームの操作ができる点がポイントです。
またエフェクトループ端子(Send&Return)があるのでお好みのディレイペダルやリバーブの接続ができます。
AC30のリッチなオーバードライブに空間エフェクターを自然に掛ける事が出来ますね。
ちなみにリアルなスプリングリバーブが搭載されているのでリバーブペダルは不要かもしれません。
ディープで奥行きのあるリバーブサウンドです。
そしてスピーカーキャビネット「V212HW」には、切っても切れないくらいにAC30と相性抜群なセレッション製BlueAlnicoをマウントしています。クリスピーで腰のあるサウンドが特徴でAC30特有の、ミッドレンジの効いた芳醇なドライブサウンドに相性ピッタリです。
ブティークアンプも素晴らしいですが本家が作った「ホンモノ」のアンプサウンド真髄を感じられると思います。
現代の音楽にもマッチしたサウンドですので店頭で是非お試し下さい。