今回は Charvel より、『Super-Stock Series So-Cal Style 1 HSH FR RW』のご紹介です。
こちらはシャーベルの代表的モデル "So-Cal" を元に、長年使用された貫禄を放つ "ディストレス加工" を施したモデルです。
この使い込まれたルックスもさることながら、細かなパーツの配色まで完璧と言える仕上がりです…
特にゴールドのスピードノブのチョイスは圧倒的なセンスを感じられます👀✨
ディストレス加工はボディ&ネックのダメージやピックガードの使用感だけでなく、ブリッジやPUのボビンまでスリキズや削れた使用感を出しています。
フロイドローズのファインチューナー や ロックナットのビスのエッジ までリアルな剥げ方を再現し、本当に長年使い込まれたようなルックスで、新品とは思えない貫禄を随所から放っています👀
ウッドマテリアルは アルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド指板 とオーソドックスなスペックを採用していますが、細かな部分でオリジナルの要素を詰め込んでいます💪
ボディは サイドジャック や バックパネルの落とし込み加工 が施され、ネックには ジャンボフレット や トラスロッドホイールナット を採用し、ネックシェイプはやや平らで薄めでネック裏の塗装は少し剥がされ、ローズウッド指板はかなり厚みがあり指板端も丁寧に丸められています。
トータルで見るとプレイアビリティにかなり重きを置いていて、速弾きプレイはもちろん握りこむスタイルのコードも難なく押さえられ、シュレッドプレイのみならずオールマイティにプレイすることができます👀
またトラスロッドはグラファイトで補強されたものを使用しているので「鳴りにどう影響するか…」と思っていましたが、そんな懸念を吹き飛ばすほど左手に豪快な鳴りがビシビシと伝わってきます💪 これで環境の変化にも強くなっているのはかなりありがたい仕様です✨
そしてPUは DiMarzio を採用し、フロントから "PAF Pro、Dark Matter 2、Super Distortion" を搭載しています。
PUセレクターのハーフポジションでは センターPU+各ハムバッカーの片側コイルのみON 、真ん中のポジションでは フロント&リアの片側コイルがON のミックスになる仕様です。
ハム単体(特にリア)はパワーと太さがあるのでゲインサウンドに向いていて、ハーフ&ミックスポジションはスッキリしていてクリーン~クランチで使いやすいトーンをしています。
すべて違う種類のPUですが、弾いてみるとそれぞれのキャラクターが突出しながらも組み合わせとして一体感があります。
特にセンターPUが混ざったハーフポジションでは、シングルコイルとハムバッカーのコイルタップの音色を上手くミックスして、ハムバッカーはパワーを落としつつもそれぞれのトーンを損なわずにポテンシャルを引き出している感触です👀✨
またボリュームポットのトルクはかなり軽いものを使用しているので、演奏中のボリュームコントロールやバイオリン奏法なども難なく弾きこなせます💪
唯一無二のルックスを放ち、随所にシャーベルならではの要素が散りばめられた一本!
シュレッドスタイルのみならずマルチジャンルに対応可能なスペックを備えた、オススメの即戦力モデルです✨