プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のレビュー
プレミアムベース大阪、小村です。

前回、め~っちゃシレっと書きましたが、新しい楽器を買いました…Ibanezの7弦ギターです!
真っ黒でリバースヘッドのRGD…あまりにもカッコ良過ぎてね。
コムベース2と同様にずっと狙っていた2025年モデルです。
コレは…バンドで使う予定も無さそうなので趣味の1本かな?
とりあえずKnocked Loose練習しよかな。ある程度イケるようになったらAfter the Burialも挑戦してみます。
(ちなみに普段アーニーのBeefy Slinky張って1音下げなんで、26.5インチのレギュラーチューニングはヘッチャラでした。モノレールブリッジでチューニングもスイスイ変えれるし、万能ポジもありやなぁ。)
なお、ちょうど来阪していた父に触らせましたが「ネックが太ぇ!」と、大層戸惑っておりました。

いやぁ、もう楽器は一通り揃いました。MNGはしばらく無しかな~(マジで、マジで。)
とは言いつつも…実は我が家にない物もありまして。それは…アコースティック楽器。
アコギやったら、2PACのThugz Mansionとか弾けたらカッコええやろうなー。
アコベだったら、クラプトンのアンプラグドとか。ネイザン・イーストよろしく、やっぱりアコベ使うた方が雰囲気出るんよなー。
これこそ趣味でしかないけど、やっぱりあったら良いなぁとは思う訳ですよ。…当分お休みしますが(汗)

そして僕の愛してやまないIbanezはアコースティック楽器にも造詣が深いブランド。
パブリックイメージはエレキが強いかと思いますが、パット・メセニーだったりジョージ・ベンソンだったり、箱モノもお得意なんです…あぁ、あれもそうやん、ティム・ヘンソンのナイロン弦のやつとそれの元ネタ。

まぁそういうブランドなんで、当然アコベも作ってるんです。
それがこちらのAEGB…当店オープンから12年が経過しましたが、間違いなく一番売れた/売ったアコベはコレです。
そこまでの地位を築いた理由、価格っていうところもあるんですが、実はこのモデルはホンマによー出来とるヤツなんです。そんな屈指のベストセラーモデルに…2025年モデル出ました。
トップ材をフレイムメイプルに変更し、杢を引き立てるシースルー黒で仕上げました。

このモデルの良いところなんですが、胴厚も薄くてスケールもミディアムスケールっていうことで、かなり取り回しがイイ。
アコギだと気にならんところですが、ベースってデカいんでね(汗)
この構え心地は個人的にも結構な推しポイント。

あとはプリアンプも結構充実してます。
2バンドEQに加えてチューナーも完備。パッと使えるを体現するスペックです。

あとコレね、サウンドホール回りのフィンガーレスト。
最近のモデルでつき始めたんですが、アコベで厄介な「親指宙ぶらりん問題」がクリアになります。
ちなみにコレ、ネジで留まってるだけなんで取り外しも自在。再装着ももちろんできます。

あとはこのベース、弦もこだわりポイント。
この黒い弦は…80/20のブロンズ弦をカーボンでコーティングしたオリジナル弦です。
アコあるある、タッチノイズとか弦擦れノイズを軽減させる狙いがあります。
(Ibanezのアコベは"1機種"除いて基本この弦。)




ちなみにコレに限らずアコベって結構店頭で色んな事聞かれるんで、この機会におはなs…いや、ぶっちゃけちゃおうと思います。
------
Q1:アンプ無しでライブ出来ますか?
A:厳しいです!

コレはアコベ、というかベースという楽器の性質も起因しますが、アコギって高い音、かつ「コード」なのでそもそも音が人の耳に届き易い状態です。
一方アコベ、低い音、かつ「単音」です。ということで、基本的にアンプに繋ぐ事を見越したモデルが多いです。(ピックアップ載ってないアコベってそんなにないでしょ?そういう事。)
------
Q2:結構鳴りますか?
A:エレキに比べれば鳴りますが、そこまで「鳴り」を重視されていないことが多いです!

割とガチッと作って「鳴らない」ようにしてることが多い印象。
コレも前述の理由に加えて、楽器の大きさが故に「ハウリング」がアコギ以上にシビアな事が起因します。
っていうこともあって、実は店頭試奏でも敢えてちょっとボリュームを絞ってお渡ししてます。(アンプ真正面かつ至近距離っていう状態に必然的になっちゃうんで。)
------
Q3:弦って専用じゃないとアカンの?
A:スケール合ってれば大丈夫!エレキ用も使えます!

コレは音やフィーリングも関わるんで「何でもいいよ!」とは言いませんが、事実としてエレキ用のフラット弦とかブラックナイロンを張って使う例も存在します。
それこそ、AEGBのフレットレスモデルの初期弦はダダリオのフラットワウンドです。
※パーラーサイズのミニアコベは除きます。
------

まぁ正直使いどころを選ぶ楽器ではございますが…
アコースティック編成に持ち込めば雰囲気もグッと出ますし、民族音楽とも相性はいい感じ。
あとはソロパフォーマンスとかも新しい視点を見せてくれますね。(「Dmitry Lisenko」で検索してみて下さい。まさにああいうの。)

万能ではないけど「どう使うか」っていうDIGが楽しい楽器です。
それこそ、レジャーに持って行って楽しむっていうのもアリやろな~。
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小村 拓摩

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プレミアムベース大阪、小村です。

前回、め~っちゃシレっと書きましたが、新しい楽器を買いました…Ibanezの7弦ギターです!
真っ黒でリバースヘッドのRGD…あまりにもカッコ良過ぎてね。
コムベース2と同様にずっと狙っていた2025年モデルです。
コレは…バンドで使う予定も無さそうなので趣味の1本かな?
とりあえずKnocked Loose練習しよかな。ある程度イケるようになったらAfter the Burialも挑戦してみます。
(ちなみに普段アーニーのBeefy Slinky張って1音下げなんで、26.5インチのレギュラーチューニングはヘッチャラでした。モノレールブリッジでチューニングもスイスイ変えれるし、万能ポジもありやなぁ。)
なお、ちょうど来阪していた父に触らせましたが「ネックが太ぇ!」と、大層戸惑っておりました。

いやぁ、もう楽器は一通り揃いました。MNGはしばらく無しかな~(マジで、マジで。)
とは言いつつも…実は我が家にない物もありまして。それは…アコースティック楽器。
アコギやったら、2PACのThugz Mansionとか弾けたらカッコええやろうなー。
アコベだったら、クラプトンのアンプラグドとか。ネイザン・イーストよろしく、やっぱりアコベ使うた方が雰囲気出るんよなー。
これこそ趣味でしかないけど、やっぱりあったら良いなぁとは思う訳ですよ。…当分お休みしますが(汗)

そして僕の愛してやまないIbanezはアコースティック楽器にも造詣が深いブランド。
パブリックイメージはエレキが強いかと思いますが、パット・メセニーだったりジョージ・ベンソンだったり、箱モノもお得意なんです…あぁ、あれもそうやん、ティム・ヘンソンのナイロン弦のやつとそれの元ネタ。

まぁそういうブランドなんで、当然アコベも作ってるんです。
それがこちらのAEGB…当店オープンから12年が経過しましたが、間違いなく一番売れた/売ったアコベはコレです。
そこまでの地位を築いた理由、価格っていうところもあるんですが、実はこのモデルはホンマによー出来とるヤツなんです。そんな屈指のベストセラーモデルに…2025年モデル出ました。
トップ材をフレイムメイプルに変更し、杢を引き立てるシースルー黒で仕上げました。

このモデルの良いところなんですが、胴厚も薄くてスケールもミディアムスケールっていうことで、かなり取り回しがイイ。
アコギだと気にならんところですが、ベースってデカいんでね(汗)
この構え心地は個人的にも結構な推しポイント。

あとはプリアンプも結構充実してます。
2バンドEQに加えてチューナーも完備。パッと使えるを体現するスペックです。

あとコレね、サウンドホール回りのフィンガーレスト。
最近のモデルでつき始めたんですが、アコベで厄介な「親指宙ぶらりん問題」がクリアになります。
ちなみにコレ、ネジで留まってるだけなんで取り外しも自在。再装着ももちろんできます。

あとはこのベース、弦もこだわりポイント。
この黒い弦は…80/20のブロンズ弦をカーボンでコーティングしたオリジナル弦です。
アコあるある、タッチノイズとか弦擦れノイズを軽減させる狙いがあります。
(Ibanezのアコベは"1機種"除いて基本この弦。)




ちなみにコレに限らずアコベって結構店頭で色んな事聞かれるんで、この機会におはなs…いや、ぶっちゃけちゃおうと思います。
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Q1:アンプ無しでライブ出来ますか?
A:厳しいです!

コレはアコベ、というかベースという楽器の性質も起因しますが、アコギって高い音、かつ「コード」なのでそもそも音が人の耳に届き易い状態です。
一方アコベ、低い音、かつ「単音」です。ということで、基本的にアンプに繋ぐ事を見越したモデルが多いです。(ピックアップ載ってないアコベってそんなにないでしょ?そういう事。)
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Q2:結構鳴りますか?
A:エレキに比べれば鳴りますが、そこまで「鳴り」を重視されていないことが多いです!

割とガチッと作って「鳴らない」ようにしてることが多い印象。
コレも前述の理由に加えて、楽器の大きさが故に「ハウリング」がアコギ以上にシビアな事が起因します。
っていうこともあって、実は店頭試奏でも敢えてちょっとボリュームを絞ってお渡ししてます。(アンプ真正面かつ至近距離っていう状態に必然的になっちゃうんで。)
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Q3:弦って専用じゃないとアカンの?
A:スケール合ってれば大丈夫!エレキ用も使えます!

コレは音やフィーリングも関わるんで「何でもいいよ!」とは言いませんが、事実としてエレキ用のフラット弦とかブラックナイロンを張って使う例も存在します。
それこそ、AEGBのフレットレスモデルの初期弦はダダリオのフラットワウンドです。
※パーラーサイズのミニアコベは除きます。
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まぁ正直使いどころを選ぶ楽器ではございますが…
アコースティック編成に持ち込めば雰囲気もグッと出ますし、民族音楽とも相性はいい感じ。
あとはソロパフォーマンスとかも新しい視点を見せてくれますね。(「Dmitry Lisenko」で検索してみて下さい。まさにああいうの。)

万能ではないけど「どう使うか」っていうDIGが楽しい楽器です。
それこそ、レジャーに持って行って楽しむっていうのもアリやろな~。

プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のレビュー 2025/07/21

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