プレミアムベース大阪、小村です。
最近ちょっとずつなんですけど、ウエハースを買ってます。よくある「オマケ+ウエハース1枚」ってやつですね。
いつもの様に昼飯を買いにコンビニへ向かうと…ホロのヤツがあるやないかと。
基本箱推しですが…ホワイトライオンさんが出るまでは買ってみようと思います。
(投稿時点で5つ買いました。まだ当たってません。面白がって濵田君も乗っかってきましたが、3つ買って当たってません。)
なお、番犬姉妹はラインナップにありませんでした。…ありませんでした…(泣)
さて、好きなもんで序文を埋めましたので、好きなもんをご紹介します。
小村が愛してやまないIbanezで~す。
(ちなみに今日…遂にずっと狙ってた真っ黒の7弦RGD買いました。)
最新モデルもある程度出揃ってきて、店頭ラインナップも賑やかになってきました。
しかし、出会いがあれば別れもある…ということで廃番特価品もちょこちょこあります。
こちらもそんな1本…「コムベース1」ことSRMSの普及帯モデル、4弦仕様です。
コイツね、マルチスケールっていうところもあるんですが…ちょうどBass Workshop誕生10周年のタイミングでリリースされたモデルだったんで、実はIbanezで初となる仕様もいくつか盛り込まれた結構革新的なモデルだったんですよ~。
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まず1つが電装系。
Ibanezベースでは初めてFishmanのピックアップ&プリアンプが搭載されてました。
ギターではモダンメタル界隈を中心に物凄い勢いで広がるFishmanのピックアップ…これ、どうも元Unearthのケン・スージーの仕業らしいです。
(KsEのギター二人は「ケンに勧められて実際積んだら良過ぎてヤバい!」的なことをインタビューで言うてた気がします。)
そうして急速に広まったギター用PUに続いて登場したのがこちらのベース用PU。
標準搭載例も少ないのですが、Bass Workshopシリーズの誕生10周年ということで、この最先端スペックが採用されました。
特徴として、3種類の「Voice」を備えていて多彩なサウンドを実現。
「Voice 1」はクラシックテイスト溢れる丸くファットなサウンド。「Voice 2」はワイドレンジトーンとそれ+ミッドカットが入る2種類を備えています。
これに加えてシングルコイルモードもあるっていうなかなかな懐の広さを持ち合わせています。
ちなみにプリアンプも同様にFishman製ですが…実はこのモデル用に作られたカスタム仕様が載ってます。
こちらは3バンドEQ。上記Voiceで選んだキャラクターを更に踏み込んでコントロールできるようになっています。(この組み合わせはEHBの限定モデルにも転用されました。)
ちなみにこの鈍色カバーもIbanezだけの特別仕様です。
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もう一つがペグ。
ツマミが小さいタイプってのはSRシリーズだとお馴染みですが…コレ、ナット材でお馴染み、Graphtechのペグが付いてます。
RATIOっていうヤツなんですけど、各弦でギア比をバラバラに設定し、1回転でほぼ1音にチューニング出来ちゃうっていう代物です。
これも採用例が少ないパーツですが、最近Wariwickのカスタムショップモデルが標準採用してますね。
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そしてもう一個「芸細ポイント」が。
実はボディバックの形変えてます。
こちらは「コムベース1」と「コムベース2」と同様、バッテリーBOXをバックパネルの上に配置。それに伴って高音弦側のネックヒール部分~太ももが乗る部分をリシェイプしています。
ちなみに…SRMS805&806、IronlabelのSRMS625EXはこうなってません。
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ラインナップで唯一、マルチスケール4弦っていうちょっと貴重なモデルだったんですが、残念ながら廃番に。
4弦は34.5インチでちょっと伸ばしてローを明瞭に、逆に1弦は33.5インチにしていい塩梅の柔らかさを実現させるっていう結構良く考えられてたスケール設定になっています。
ドロップDにしたらめちゃくちゃちょうどいい。4弦のボワっと感がまるでいません。
後は高音弦のテンションが緩くなるんで、スラップのプルも割とスムーズにやれますね。
コレはコレで良いモデルだったんですが、涙の廃番…
ということで特価になってます。加えて今なら決算で更に安いと。
手遅れになる前に是非どうぞ。