「Fender Factory Order Tour 2024」現地オーダー品が待望の入荷！！
2024年9月にFender Custom Shopを訪問した際にギターズステーションが独自で製作を依頼した少数オーダー品が続々入荷中となりますので、今回もご紹介していきます！
今回ご紹介の一本は、ストラトキャスターの大定番スタイルと言っても過言ではない1960 Stratocaster！
所謂スラブボードと呼ばれる、60年代初期までのこのスタイルは、多くのプレイヤーの方達が名演を残す事で、ストラトキャスターの中でも今なを高い評価を獲得し続ける事は言うまでもありません。
本機はそのスラブボード期のストラトキャスターを、王道として残すべきスペックはそのままに、Fender Custom Shop製品を長く皆様にお届けし続けてきた当店ならではのカスタムスペックを詰め込み、カスタムオーダーを行なったモデルになります。
ボディーとネックセクションのマテリアルには、アルダーボディ&スラブローズウッドフィンガーボードとレジェンドプレイヤー達の名盤で聴ける王道コンビネーションはそのままに、その2ピースのアルダー材は、ヴィンテージでも見られるあえてのベースサイド(6弦側)に継ぎ目を指定してオーダーを行っています。
ボディールーティングの無いベースサイド木材の接続部を持ってくる拘りをご体感いただきたいと思います。
そのボディーに施されるカラーは、60年代のストラトの定番カスタムカラーと言える、Lake Placid Blueをセレクトしていますが、大切に保管されながらも、年代相応のやれた表情を体現する為に、Light Aged Tintをチョイスする事で、上品に色焼けしたような雰囲気と共に、ブルーとティントカラーがあいまる事での、少し緑にシフトしたような、独特の風合いも獲得しています。
（ブルーのカラーは写真が難しく。。写真では中々お伝えできないのが。。歯がゆいところです。。）
Finishとしては、Closet Classicをチョイスし、緻密なウェザーチェックがボディ全体に見て取れますが、更にトップコートには、Flash Coatを指定する事で、最終バフィングの無い、絶妙な質感をも獲得。
弾き込むことによって、より早くやれて行く様を見る事が出来ますので、手にした方と共に成長していく姿を想像するだけで、楽しみでしょうがありませんね。
そして、このフィニッシュと併せる為に、あえて指定したレリック加工を施したハードウェア！
Closet Classicハードウエアは、NOSに比べれば少しくすませた加工が施されていはいますが、金属の質感が強く残る事でやれた感触は抑えめ。コンディションの良いヴィンテージであっても、やはり金属部には錆などが出ている事は多く、また金属パーツをある程度バランス良くくすませるには、それもそれなりの時間が必要になります。そこで本機では、Closet Classicをベースフィニツシュとしながらも敢えてのレリックハードウェアをコンビネーションする事で、まるでリアルなヴィンテージが目の前に現れたかのような質感を得る事が出来ているのです！
ネックセクションにおいても、敢えてのヴィンテージフィールを求め、追い柾～フラット気味に木採りされたメイプルネックをチョイス。グリップには、定番の「60s Style Oval C」と薄すぎず厚すぎずのCシェイプを採用しています。
プレイヤビリティーにおいては、弾き心地に大きく関係するフレットには、細身ながらも高さがあることでヴィンテージフィーリングと現代的な演奏性、耐久性を良いポイントで両立させた6105スタイルに、指板ラジアスも9.5Rと、プレイヤーの方にはもはや定番となるスペックを採用。
ピックアップには、Fender Custom Shopに在籍したマスタービルダーがデザインしたBone Toneピックアップセットをチョイスしました。
出力は控えめながらも繊細さとシルキーな甘さを兼ね備えており、ミドルピックアップに若干強めの出力を持たせる事で得られるこのピックアップのトーンは正に至極の60sサウンドを弾き出し、この全てのパッケージとあいまる事で、貴方の愛機となる実力を存分に兼ね備えています！
王道1960 Stratocasterの愛される要素はそのままに、にオーダー品ならではの一味を加えた1本！
Fender Custom Shopのハイクォリティな実力がシンプルに楽しめる逸品を是非貴方の手に！
同コンセプトの別カラーも続々入荷中！
今後もご紹介して参ります！
Serial No. CZ584949
Date : 04/03/2025
Weight≒3.58kg
専用ハードケース、認定書、アーム 付属