皆さまこんにちは!
マイク・ポートノイ大好きマンの吉岡です🔥
本日はマイキーのMAXシンバルの発売25周年を記念したSABIANライドシンバル「HHX Max Ride 22"」をレビューしていきます♪
元々、マイキーは長年HHシリーズのRock Ride 22"(ブリリアント仕上げ)を愛用していましたが、近年はSABIAN40周年記念Artisan Raw Bell Rideもお気に入りのようで、
その2枚のライドの要素を融合したとのこと。全体に施された大きめのハンマリングやレイジングなどにその面影がありますね👀
ベルの部分はブリリアントとレイジングを施さないロウベル仕上げで、かつHHXハンマリングの仕様!
氏のこだわりを感じるすごくハイブリッドなスペックです!
それでは早速サウンドチェック🔥
おお~、太いアタック、かつ煌びやかなピング音!パキーンと抜けてくれる感じです、これはブリリアント仕上げが効いてますね。
倍音はストレートな感じではなく、ややうねる複雑な余韻を感じます。
粒立ちはかなりいいですね、これならDREAM THEATERのような複雑なフレージングや、マイキー印の速いパッセージの連符でも埋もれないでしょう。
ベルの抜けも絶妙で、ギラギラしていないのに爽快に抜ける感じ…HHXハンマリングは大きめで派手なハンマリングなので、それが神秘的な余韻を生み出します。
当て方による表現力の幅も素晴らしいです!
スティックの腹を当てる当て方でガシガシいっても、とても迫力のあるカッコイイサウンドを出せますし、
良いなと思ったのは、どんな当て方をしたときもアタックの音色に統一感があるところ。
マイキーシグネチャーの楽器はどれもそういう性質がある気がします。
氏のシグネチャースネアドラムもリムショット時と普通のオープンショットの音質の差が少ないですしね。
あまり本人はやらないですが、ここぞという時に豪快にクラッシュしてもイケます。
ミディアムヘヴィーのウェイトなのであまりローがごわつかず、そこも絶妙なバランスです。
自分は個人的にライドシンバルは20インチ派なのですが、こちらは全然違和感がなく、扱いやすかったです。
DREAM THEATERは基本はメタルなサウンドですが、曲中にさまざまなジャンルの要素が盛り込まれているので、
こちらのライドなら全方位対応できることでしょう!!
ジャンルとしては、プログレッシブ・ロックはもちろんですが、メタルやポップス、意外かもしれませんがビッグバンドやジャズにもいいかもしれません。
表現の幅がすばらしいので、守備範囲はかなり広いです。
ベースとなったArtisan Raw Bell Rideも粒がありつつ繊細なタッチもばっちり反応してくれますので、そのあたりが継承(?)されているな~と思いました!
マイク・ポートノイファンの方もそうでない方も、ぜひ一度ご体感いただきたい一枚です♪
「HHX Max Ride 22"」めちゃおすすめです🔥