Marshall / SN20H [STUDIO900]
Marshallの往年の名機が小型化した大人気STUDIOシリーズにJCM900が参戦!!
80年代にロックギタリスト達を虜にしたJCM800。時が経つにつれ、ブームはハードロックからヘヴィメタルへ。
JCM800のゲインでは物足りくなったメタルギタリストの要望に答えるように、かの有名なラインホルト・ボグナー氏(Bogner)、マイク・ソルダーノ氏(Soldano)のモダンハイゲインアンプのトップに君臨する両雄が主にモディファイを施しました。
モディファイされたJCM800、所謂改造マーシャルはメタラー達のアイコンとなりましたが、中には専門家以外の方が手掛けた改造もあり、品質の落ちたJCM800も登場したようで、その状況を知ったMarshallが送り出したのがJCM900。ロックレジェンドJCM800の正当後継機、Marshallが作り上げた改造マーシャルと言えるのではないでしょうか。
Marshallのレジェンドトーンを20Wの小出力へ落とし込み持ち運びに超便利で頑張ればカートで運べる、マイカーを持たないバンドマンの味方STUDIOシリーズ。
小ぶりながら、フルチューブでガッツのあるサウンド。スタジオ、ライブでも活躍してくれます。小出力の為、Masterを上げめにして使用することが可能。マーシャルサウンドの魅力を十二分に発揮できるはずです!また、パワーリダクション搭載で自宅練習にもうってつけ。
今までのSTUDIOシリーズは20W/5Wの切り替えでしたが、本機は20W/5W/1Wの3段階の切り替えが可能で、より様々な環境で使いやすく進化。
JCM800バージョンのSC20Hを持っていますが、5Wでもかなりの音量になりますので、ちょっとビビりながら弾いていますので、3段階のリダクションは結構助かります。
サウンド面はJCM800のブライトでコシのあるサウンドをよりハイゲインに。Marshallならではのミドルレンジの押し出しが素晴らしくザクザクとしたサウンドは黙ってロックを弾けというようなアンプ。2ch仕様で、クリーンからハイゲインまで幅広く対応可能。
100WのDual Reverb同様、それぞれのチャンネルに独立したリバーブを搭載。同梱のフットスイッチでON/OFFコントロールが可能です。このフットスイッチは勿論チャンネルの切り替えも可能です。
エフェクトループはボリュームコントロールが追加され、空間系のエフェクター等を使用する際、さらに細かくセッティング可能です。
また、外部のパワーアンプへプリ部からの信号を出力できるDIアウトに加え、インターフェースやPAに直接信号を送れるRecording Compensated Line Outを有しており、レコーディング等でも活躍が期待できます。
※ダミーロードは非搭載ですので、LINE出力の際もキャビネットに接続して使用してください。
自宅においていてもかさばらない、運搬しやすい。(ヘッドで約11Kg、コンボで約18Kgの軽量化を実現)小さくなってもMarshallトーン健在のSN20。伝統を受け継ぎつつ、現代の環境にマッチする機能を携え、今日もどこかでロックを奏でていることでしょう。