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Union Tube & Transistor Tsar Bomba!

こちらは筐体のカラーから想像されるであろうロシアン・ファズを踏襲しつつ、ノブがどのポイントでも「使える」サウンドになるよう考慮し製作されているモデルです。

本機の元ネタとなったロシアン・ファズはおよそ2000年代後期に生産中止になるのですが、現在でも復刻モデル等々が販売されており、その人気の高さが窺い知れますね。

しかしそんな反面、こんな声も良く聞きます。

「ゲインを上げるとノイズが多くて使いづらい…」
「どんなにトーンを調整しても音抜けが悪い...」

などなど。

そんな弱点を取り去り、さらに強化したと言えるのが本機、Tsar Bombaなのです。

元々のペダルと比較してインプットノイズを15db近く減らし、アウトプットヴォリュームを既存のものよりも5db以上増やしている事で、突き抜ける様な極太ファズサウンドがローノイズで楽しめる一台となっております。

ノイズの海でもそれはそれで受け入れられるぜ!ていうかロシアン・ファズってそれが味だろ!という方(主に僕ですが)は「ふ~ん...」と感じられるかもしれませんが、本機の本当の魅力はトーンコントロールにあります。

本機のトーンコントロールはメーカー独自のスタック型のイコライザーとなっています。
具体的には左に回すとハイが削れ、厚みのあるローミッドが増えていき、右に回していくと逆に明瞭なアタック感を伴ったハイが増し、ローミッドが減っていくといった具合。

このローとハイのバランスを取れるという事が本当に重要で、エフェクトの音量を決める際にもとてもありがたいんですよね。
良くあるのはローが出過ぎて音量が出せず、結果的に音が抜けない事に繋がったり、さらにはそれを無視して音量を上げてしまうとバンドの他のパートの音をマスキングして全体の出音のクオリティが下がってしまったり。

なので本機の場合はセンターを基準にして、使うアンプに合わせてローとハイのバランスを聴きつつ左右にノブを動かして調整してあげると分かりやすいかと思います。

ちなみにモデル名の「Tsar Bomba」(ツァーリ・ボンバ)は世界最大の水爆で、日本語に訳すと爆弾の帝王と言う意味。
エフェクトをオンにした瞬間に得られる、地を這うような低音と圧倒されるような音圧は正に爆弾の帝王とも言えますね!

あと個人的にこのメーカーの好きな所なんですが、ブースターと歪み系以外作ってません!笑
しかも歪み系と言ってもほとんどがファズという潔さ!笑

こういうとんがりまくったブランド、僕は大好きです。

ファズをこよなく愛する皆様!
ぜひこの機会にご検討下さいませ!

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