プレミアムベース小村です。

さて、カイト君からのバトンを受け取りまして…昨日に引き続いてMade in JapanのHeritageシリーズです。
MEXではVintera II、USAではAmerican Vintage IIという現行シリーズ、そしてそのルーツとなるシリーズが展開されていましたが、日本製で同じコンセプトとなるのが当シリーズです。

このシリーズ、単純に当時の仕様を再現するだけでなく、カスタムショップのマスタービルダーとして活躍したマーク・ケンドリック氏による製作監修、各部のプロファイリングをUSA製モデルから行い、年代ごとに用意された専用ピックアップを搭載する等、徹底的な再現が行われています。
(ちなみに小村、ケンドリックさんがやってたブランドのエフェクター持ってます。ちょっと懐かしい存在になりつつありますね~。)

こちらはPBの王道として愛される60'sスタイル。
アルダーボディ/ローズ指板/メイプルネックという一番イメージがしやすいプレべの仕様、そして音が宿る1本です。
色もこれまたお馴染みのサンバースト。ですが…下地ラッカーのウレタントップコートとなっています。
そしてネックは1963年PBのCシェイプをプロファイリング。指板は7.25Rのスラブ貼りです。

王道スタイルということで、サウンドメイクによってかなり色んなアプローチも採れますね。
ちょっとネックを起こしてフラット弦張って、というのも良いですし、とりあえずサンズアンプに突っ込んでピックで、っていうのもイケます。
ちなみに付属ケースはデラックスギグ。
アクティブに活動するプレイヤーには結構嬉しいですよね。

継承物や遺産、伝統を意味するHeritageをシリーズ名に冠するだけあり、各部スペックやサウンド、佇まい…全てにフェンダーの伝統が詰まった1本に仕上がっています。
こういうシリーズの特徴に加えて、日本製の「良い具合の引き締まり感」が加わるような感覚がある…Vintera IIやAmerican Vintage IIと比べると、個人的にはそんなイメージです。
ここに着目して弾き比べをしてみるのも面白いですよ。是非どうぞ。

ということで、明日もヘリテージ推しかな?
カイト~、頼んだよ~。

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