今回のご紹介は、鬼才が産み出したサウンドツールのご紹介です。
Bufferと言えば、ギターのハイインピーダンスの信号を、ローインピーダンスに変える為の製品と言う事はおわかりいただけると思います。
これをシンプルにご説明すると、ハイインピーダンスの信号とは、信号自体が弱い為に外部からの影響を受けやすく、ケーブルが長くなったり、システムなどでのTrueBypassのスイッチや接点等が多くなる事によって影響を受けてしまい音質劣化(変化)してしまうのを、電気の力を借りてローインピーダンスと言う影響を受けにくい信号に変える事で音質の劣化(変化)を抑えましょうと言う製品になります。
その為シンプルなエフェクター構成の方などは、必ず使用する必要がない場合もありますし、その音質変化もサウンドのうちとなりますので、あくまでもサウンドツールとしての選択肢の一つとお考えいただいて良いと思います。

では何故このISO Bufferをお勧めするかというと、ネーミングにあるように、このサイズの中にISO(アイソレーション)トランスが内蔵されている為に、ライブで使用するシステム構築においては高い優位性があります。
ISO(アイソレーション)とは、2つの音声の出口に対して、グランドが干渉しない独立した音声が出力されます。
この特徴を活かす為に、システムの入力段の早い段階でこのBufferに接続し、クリーンなシグナルのままチューナーに振り分けてしまうとチューナーに入力される信号はエフェクトが掛かる前のクリーンな状態で送る事が出来ますし、双方の信号は電源干渉も無くバッファードされた音痩せもなく分岐させる事が出来ます。
実はチューナーはLEDのインジケーターの点灯などが電源に干渉する事があり、常時点灯させるとその点灯に合わせてのノイズの混入等が起こる事もありますが、ISO(アイソレーション)されたシグナルであればその心配はありません。
また音質もSuhrならではのナチュラルでDC9ー18Vまでの駆動に対応していますので、ボルテージにより好みの音質の調整も可能です。個人的にはDC12V程度での駆動がオススメです!
もっと説明したいこともありますが、是非ご興味を持たれた方は店舗の方で御相談下さい!

実はこう言う工夫が、システムに最後では生きてきますので、数あるバッファーの中からセレクトに迷われたら是非!

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