これを作っている人の頭の中を覗きたい。
覗いた結果このHD-01が理解できるのだろうか・・・・

●4つのハイブリッドボイス(デジタルサウンドエンジンとオーバードライブ付きのアナログマルチモードフィルター)を搭載するドラムシンセサイザー。

ん?ドラムマシンではない?

Ericasynths(エリカシンス)はラトビア共和国発の攻めた製品を輩出しまくってるブランドです。
ラトビア共和国のカルチャーが凄く気になりますね。
どんな音楽が生まれているんだろう??

どでーんとした存在感!
他の機材を押しのけるぐらいの勢い。

上部分が4つのボイスを司るコーナー、右側は内蔵のBBDエミュレーション、
専用モジュレーションLFO、ボリュームなどをいじれます。

ボイスの中央に配置された「サウンドデザインアルゴリズム」のトグルスイッチ

4つのボイス毎に微妙に異なる「FOLD DRUM」「WAVETABLE DRUM」や「NOISE HAT」など様々な名称で割り当てられています。
なるほど、一応、ドラムキットという顔も持っているわけですね。

これ全部使い分けできたらすごいなと思いますね・・・

下部分はシーケンサ―。
VOICE1~4までのボイスを全て同時に制御可能です。

・64 キット & 64 パターンメモリー + SD カードによる追加のストレージ

そして背面の端子もたくさん。

各ボイスには、個別のトリガー入力、ラインレベルのオーディオ出力、FX センド & リターン端子を搭載。
ボイスごとに異なるエフェクターやエフェクトペダルを使用できます。

これ、色々試したくなるやつですね。

いわゆる通常のドラムマシンとは異なり、「シンセサイザー」と付け加えているのは「はい、このボタン押せばドラムの音源なるよ~」
といったものではなく境界線をぶちこわして非常に多彩な音作りができるからなんですね~

しかし、初心者には難しい!よりマニアックで複雑な音作りを極めたい人向けなのかなと。

でも音を聞くと直感的に面白いと思わせる「キャッチ―さ」も持ち合わせてるから素晴らしい。

お試しあれ!

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