前回の続きです。

次のポイントは弦をポストに巻き付ける量!
ここを気にされている方は意外と少ないのでは!?

僕の巻き方は一般的な巻量よりも1~3弦が少し多めになっています。
これは「ヘッドの角度と弦の挿入角を同じにする事」を目標としている為です。
1~6弦まで同じ量を巻き付けると、細い弦になるにつれてポストに巻かれる深さが無くなっていき、弦の挿入角が浅くなってしまいます。
そうなると、細い弦にいくほどテンションが弱くなってきてしまい、本来のテンションバランスが崩れてしまうと思うのです。

巻き付ける量の目安としては、おおよそ下記のような感じでしょうか。
6~5弦:ペグポスト1個分
4弦:ペグポスト1.5個分
3弦:ペグポスト2個弱分
2弦:ペグポスト2.5個分
1弦:ペグポスト3個弱分

ポストに対し、各弦が同じ深さになるように巻かれている事によって、それぞれにに正しいテンションがかかり、本来のサウンドバランスと均一なテンション感による快適な弾き心地が生まれます。
(多分、きっと… 僕の感覚が正しければ… そうであると信じています笑)

横から撮った画像をご覧ください。
僅かにズレはありますが、ヘッドの角度に対しておおよそ同じ角度で巻かれていると思います。
「厳密にピッタリ同じ角度!!」でなくても大丈夫ですが、なるべく同じに揃えるよう巻く意識が大切かと。

最後はちょっとしたことです。
巻き付けた弦の端ですが、少しだけ余らせて真っ直ぐのまま切ってしまいます。
ここを折り曲げる方が多いですが、1箇所折り曲がっていれば固定されますし、何よりも次に弦交換する時に弦を外そうとすると、ポストに引っかかって取りづらいのです…
次交換する時にスムーズに作業ができるようにする為のコツです。
ちなみに弦を巻き付けてから切ってもいいですが、僕は巻き付ける前に切ってしまいますね!

他にも細々としたコツはありますが、おおよそこんな所です!!

やはり綺麗に弦交換されたギターは気持ちいいですね!!
指板もボディもフレットもツヤツヤだと尚よし!!
思わず見とれてしまうのは僕だけでしょうか?

秋田オススメの弦とワインダーも紹介欄に貼っておきました!!
何故オススメかは文字数足りないのでまた今度笑

年末年始はギターを綺麗にして弦交換もして、お正月休みは気持ちよくギターを弾きましょう〜!!

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