1969年頃から流通し始めたBig Muff。大きな括りでのファーストモデルは、ノブの配置に由来するトライアングルマフという名で親しまれています。以降のモデルよりやや小ぶりなボディからは、ここからBig Muffの歴史が始まったと言わんばかりの佇まいですね。

こちらはPCB（プリント）基板、電源ON/OFFスイッチが見られる1970年頃の個体。筐体にキズ等使用感がみられ、ヴィンテージ楽器らしい雰囲気の良いコンディションです。バックパネルのラバーはきれいに剥がされています。

トランジスタには2N5133を3つ搭載、ひとつは交換されています。その他傷んだコンデンサーを数点、交換の際にハンダ側にパーツを付けております。渦巻くロー感とぶ厚いディストーションサウンドが持ち味です。これ1発で強力な存在感を放つ1台といえるでしょう。

交換箇所：トランジスタ1つ、コンデンサー数点
付属品：なし

※使用しないときは電源スイッチをOFFにすることにより、9Vバッテリーの消費を抑えることができます

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