Ibanezの海外輸出用エフェクトペダルを生産していたことでもおなじみの日伸音波製作所。国内流通向けには「Maxon（マクソン）」ブランドにて、海外ブランドにも負けず劣らぬ魅力的なペダルを送り出してきました。

今回入荷はレアな80年代ラージボックスのD&Sです。D&Sは「Distortion & Sustainer」の略ということで、海外製ディストーションペダルを意識した作りとハイゲインディストーションサウンドなのはエフェクターファンはご存じでしょう。1980年頃生産のラージケース＆キャラメルスイッチ仕様の1台です。

筐体の打痕や塗装剥げ等が見られ、雰囲気の良いコンディションです。オペアンプを使用せず各パーツにて増幅させる回路はΠ系に通ずる部分ですが、FETやトランジスタにはTS-808等でも見慣れたパーツを搭載していて、Maxon製であることを隠し切れない作りとサウンドがニヤリなポイントです。ジリつく激しい歪みが特徴的で、「TONE」ツマミでミドル寄りからトレブルまで可変もなかなか広いですね。

付属品：なし

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