Furch
Rainbow Gc-DC フォルヒ

～希少材と豪華なオプションをふんだんに採用した渾身のオリジナルカスタムモデルが入荷～

1981年、旧チェコスロバキア領でブルーグラスミュージシャンにより設立されたフォルヒギターズ！！
岡崎倫典さん、中川イサトさん、岸部眞明さん、UK（MOROHA）さん等、錚々たるアーティストに使用される今話題のブランドです！

ヨーロッパを代表するブランドの一つとして主にフィンガースタイルのギタリストに愛されるフォルヒ。その造りの丁寧さ、美しい仕上げ、洗練されたサウンド、滑らかな弾き心地等、数多のミュージシャンに使用されるのに十分な理由のある素晴らしいギターです。

その特筆すべきスペックの一つに、フォルヒが特許を取得した「CNR(Composite Neck Reinforcement)」システムがあります。可能な限り安定したネック構造を求め、カーボンパイプに挿入されたトラスロッドを、弦振動に影響を与えない特殊軽合金のブラケットで強固に保持して、そのブラケットをしっかりとボディに接続することによって、弦の張力や湿気に依るネックの変形に対するトラスロッドの効力を90%も向上させることに成功しました。また、ネックヒールの形状と同じ形のアリ溝が非常に精密に加工され、ネックの接合の安定性を大きく高めています。これらの機構により、長くお使い頂けるギターとして安心感を持ってお勧めできるのです。

こちら「Rainbow Gc-DC」は、何万通りもの組み合わせから選べるスペックの中から、希少材シンカーレッドウッドとココボロを組み合わせた贅沢な1本です。
トップ材のシンカーレッドウッドは、湖や河川等に100年単位で沈んでいたものを引き揚げて使用する大変希少な材料。
木材が持つタンニンと水中の鉄分が反応する事でこのような独特のな赤褐色に変化するのです。
サウンドは暖かく豊かな倍音成分が特徴的でシダーに近いとも言われますが、より強烈なアタック感とダイナミクスレンジを持ち、パワフルなプレイにも対応出来るポテンシャルを持っています。
サイドバック材のココボロは、マメ科でローズウッドの近縁種となります。
きらびやかな倍音成分と重厚感のある低域はローズウッドの音響特性に非常に近いですが、中域の張り出し感があり、全体的にローズウッドよりも硬く重たいサウンドになる傾向があります。
本機種では上記の通りトップ・サイドバック共にパワーのある材料を採用ましたので、軽いタッチでも驚くほど濃密で力強いサウンドを出力する楽器に仕上がりました。
また、ボディはレンジ感と音量共にバランスの良いGc（グランドオーディトリアム）サイズを採用しており、フィンガースタイルからフラットピックスタイルまで幅広くお使い頂けると思います。
重厚な低域とメロディラインが美しく前に出てくる楽器ですので、特にソロギタースタイルの方に強くお薦めしたい1本となります。

ルックスにおいては、トップ材の美しく目の詰まったシンカーレッドウッドと、赤みが強くインパクトのあるココボロの木目をしっかりと活かしつつ、ラグジュアリーな印象になるように仕上げました。
一番印象的なロゼッタには美しいハワイアンコアとアバロン貝を組み合わせたもの、バインディングとパフリングにはトップ材の色味を引き締める様にローズウッドとレッドハートを採用しています。
また、フォルヒのオプションとして大変人気の高いダブルコンターも採用しましたので、長時間の演奏でも快適にお使い頂ける仕様となっております。
素晴らしい木材のインパクトのある木目と、レインボーシリーズならではの豪華なオプションにより、まさに唯一無二のギターに仕上げることが出来ました！！
サウンド・ルックス共に素晴らしいギターですので、是非この機会にご検討ください！！

※2022/12/31現在、フォルヒのオプションでココボロを選択する事が出来なくなっております。