1960年代に英国で誕生したレンジマスターの流れを汲むシンプルなブースター・ペダル
基本の回路こそ一石のトランジスターによる60年代スタイルですが、
・LEVELノブによるブースト量の調節
・RANGEとTONEの2つのトグル・スイッチによるサウンド・バリエーション
・小型筐体を使用し、コンパクト・ペダル化
が大きな特徴です。
他にも、
・外部DC9V給電専用設計(筐体内部にバッテリーは収まりません)
・トゥルー・バイパス・スイッチング
・LEDインジケーター採用
など、現代のギタリストが求めるサウンドと利便性を追及しています。
Kz TREBLE BOOSTERは、ギターのRed Specialで英国サウンドを追及してきたKz Guitar Worksが自社のブランド名で発表する英国風サウンドのブースター・ペダルです。
■Range Masterを彷彿させるTreble Boosterサウンド
Kz TREBLE BOOSTERの回路は一石トランジスターを採用したRange Master系のブースターです。
■One Point / トレブル・ブースターはアンプとの連携がサウンド・メイクの鍵
60年代のアンプはゲインを上げただけでは、ローが飽和気味になり、音の抜けが悪くなりました。そのため、アンプを歪ませた上で、トレブル・ブースターでサウンドメイクしていました。
Kz TREBLE BOOSTERでも、最初に十分にアンプを歪ませ、ギターのボリュームも最大で楽曲での最大限の歪みを作ります。その後、ギターのボリュームで通常使うサウンドやクリーンサウンドまで音量を下げます。
このような使い方ではギターのボリュームがフルだとオールド・スクールな歪みに
ギターのボリュームを半分程度まで絞ってブライトなクリーン・サウンドとなります。
このように使うことでギターやアンプのキャラクターが一層際立つ極上のブースター・サウンドが得られるでしょう。
■TONEとRANGEスイッチによる豊富なサウンド・バリエーション
Kz TREBLE BOOSTERは現代の音楽シーンに対応できるサウンド・バリエーションを持たせています。
・LEVELノブによる音量の調節
LEVELノブは、ブーストしたアウトプット音量を調節します。
・RANGEとTONEの2つのトグル・スイッチによるサウンド・バリエーション
RANGEとTONEのトグル・スイッチで4つの組み合わせができます。これらは、シンプルな一石トランジスターと思えないほど、幅広いサウンドの組み合わせとなります。
RANGEは入力レンジの切り替えスイッチです。
上の場合、ローカットされたタイトなトーン
下の場合、ファットなトーンとなります。
TONEは出力のトーン切り替えスイッチです。
上の場合、煌びやかで、エッジの効いたトーン
下の場合、マイルドで、ウォームなトーンとなります。
・サイズ:48.3(W) × 93.5(L) × 48.0(H) / mm
・外部DC9V(センターマイナス)給電専用設計
・トゥルー・バイパス・スイッチ
・動作(LED)インジケーター採用
■SPEC
Size : 48.3(W) × 93.5(L) × 48(H) / mm
Weight : 146g
True Bypass Switching
Power Consumption : 9VDC / 2mA
付属品:ゴム足、マニュアル、保証書