1887年にドイツにて最初のヴァイオリンを販売し、以降ヴァイオリンならびにヴィオラやチェロ、コントラバスといったオーケストラ弦楽器を生産しメーカーとして成長していった『Hofner（ヘフナー）』。音楽シーンの変化とともにエレキギターやヴァイオリンベースがラインナップされ、世界的なアーティストが使用するとともに、現在も世界中から愛される楽器を製作しています。
今回入荷は1960年代半ばごろ生産と判断できる『Model 176 Deluxe』。ヨーロッパ流通での通称『Galaxy』。当時のヘフナーはギターも豊かなバリエーションを揃えていました。
【ボディ】
全体重量は約3.3kg。薄型のボディは非対称のダブルカッタウェイシェイプ、レッドサンバーストカラーが渋くかっこいいです。全体的に激しめのウェザーチェック、キズ、パーツくすみ等がみられ、ヴィンテージ楽器らしい素晴らしい雰囲気といえるでしょう。
【ネック】
ネック材はメイプル。フィンガーボード材はローズウッド。ヘッドトップのホワイトカラーにホワイトのブランドロゴがおしゃれですね。打痕等はみられ、ボディ同様雰囲気のあるコンディションです。丸形カバーに花型のつまみはこれまたおしゃれで珍しいです。ツマミに曲がりが少々みられますが、しっかりと機能しています。ローフレットに少々の減りはみられますが、極端な音詰まり等はございません。ナット幅44.0mm。比較的しっかりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
これでもかといわんばかりの多彩なスイッチが搭載されておりますが、基本はピックアップセレクター／ボリューム／トーンに係るものでそれぞれの機能は単純です。組み合わせが多彩なためにコントロールの作り込みが必要ですが、お好みのセットが決まれば面白いと思います。60年代ヨーロッパビザールギターを存分にお楽しみください。
付属品：ブラウンハードケース
Weight：3.3kg
Neck Material／Scale Length：Maple／642mm（25-1/4inch）
Fingerboard／Fret Marker／Radius：Rosewood／254.0mm（10inch）
Nut Width／Fret Size（width）：44.0mm／2.4mm， 22 Fret
Neck Thickness（1F／7F／12F）：22.0mm／24.0mm／25.3mm
Pickup（Neck／Center／Bridge）：Hofner Double Polepiece pickup
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