真鍮にニッケルメッキの味わい

ブロスで試奏して先にアルト用を気に入って購入。その後にソプラノを購入できたので、再度ブロスで試奏して試奏しました。ソプラノはゴッツ・ソロイストです。
ニッケルメッキの個性なのか、アルト、ソプラノとも響きの輪郭が立って、反応も良い。
そこに地金の真鍮が効いて、抵抗感はあるが音量Upを感じる。輪郭は立つけど明るいキラキラした響きではなく、中低音の響きの重さ（ダーク、無声音、空気音、倍音等とも言えましょうか）を味わえます。

今は、銅製と銀製（Ag950）の鍛金成形製作リガチャーを出会ってからは、使うことは無くなりました。たまに試奏して、響きや材質の個性、奏法の確認の発見に使うことはあります。

私は使わなくなりましたが、値段に見合った良い作りのリガチャーだと納得しています。