カスタムショップビルダー降幡氏によるコンセプトモデル

トラディショナルなモデルからエキゾチックでモダンなモデルまで幅広く製作をし、高い技術で人気のHeadway（ヘッドウェイ）。
そのヘッドウェイにてマスタービルダーの百瀬氏の下で10年のキャリアを積んだ、数人少数精鋭のスタッフで構成される飛鳥チームビルド(Aska Team Build)がございます。
飛鳥チームビルドではレギュラーモデルでは通常使用されない希少な木材や、高い技術が必要になる加工やデザインが取り入れられ、サウンドは勿論見た目もこだわり抜いた仕様にて製作されております。

こちらのモデルはカスタムショップビルダーの降幡氏が、企画だけではなく製作にも参加をして作られるコンセプトモデルです。
降幡氏のコンセプトモデルは過去に様々なモデルが製作されておりますが、いずれも降幡氏のギターに対する哲学や姿勢、思いが詰まったモデルで、人気のシリーズです。

今回の降幡氏のコンセプトは、プレイヤーの生活に寄り添ってくれるギターで、桜モデル10周年と掛け合わせたデザインと設計になっております。指板のインレイに描かれた桜木にとまる文鳥が象徴するように、日々の生活を共に過ごしていけるような1本になって欲しいとの降幡の願いが込められています。

ボディのトップ材にはルッツスプルース・サイドバックには山桜が使用されております。また、バックには降幡氏の代名詞といえるパープルハートの3Pクロスラウンドで製作されております。
レギュラーラインナップのサイズよりやや小振りに設計されたボディですが、幅を3mm厚く設計した事によって抱え易いサイズ感ながら深みのあるサウンドを狙い、ルッツスプルースの艶やかさと山桜とパープルハートの倍音豊かでヌケの良い音色が調和した、幅広い世代やプレイスタイルあうサウンドと演奏性を実現しています。雰囲気を変えないような僅かに入れられたエルボーカットも見逃せません。

ネックはアフリカンマホガニーとパープルハート指板で構成されております。ネックグリップはラディショナルなものよりは薄く、ATBシリーズのエクストラスリムネックより太めな絶妙な厚みに設定されており、弾きやすさを保ちながらもネック自体からの音の鳴りをより期待できるような太さに設計されています。ナット幅はHeadway製品のアコースティックギターで多く採用している43mmよりも僅かに広い44mmにすることで、フィンガースタイルにも対応した仕様となっております。

装飾や見た目にも拘りが込められており、指板には文鳥と舞う桜のインレイが入れられており、ヘッドとボディバックにも舞い散る桜のインレイが入れられています。ボディトップには僅かに着色がされており、ほんのり色づく頬をイメージしたチークピンクバースのカラーで仕上げています

カスタムショップビルダー降幡氏の入魂のコンセプトモデル。
是非お見逃しなく！