一番表現の出口に近い大事な所、もっとより良くしてみませんか。必要最低限で固めたピュアなオールチューブD.I.が登場！

A1BP ProやA2BP Pro等のアンプ色の強いユニットからA1FD，DIA-1等DTMやREC、LIVEでも十分に威力を発揮するD.I.色の強いユニットまで、実際に真空管を駆動させるプリアンプを幅広いラインナップで揃えるアルビットD.I.シリーズ。何れもそのリアルなチューブ・サウンドが他に代えのきかないプレイの再生ツールとして多くのベーシストを虜にしています。

こちらは実績ある同ブランドの真骨頂、真空管マジックを駆使したピュアなD.I.ボックスです。昨今の多用なベースの入力信号に合わせる余裕のインプット・インピーダンスと3段階のdB変換パッド、使用機器に合わせたフェイズSWとグランドリフト、コントロールはバランスアウトのメインレベルとアンバランスアウトのレベルというシンプル・イズ・ベストな回路。肝はアンプ側へのアウトプットに一般的なスルーアウトに加えアンバランスアウトを完備している点。こちらのアンバランスアウトをライブ使用時等に使用すると真空管ならではの適度な暖かさと純度の高いクリアなトーンが、よりタフな信号で送られます。実際にライブ時のアンプの出音をより太くという使用レポートも頂いております。

それもそのはず、この小さな筐体の中に12AX7と12AU7の2本の真空管を格納、オールチューブで構築し高電圧により、ピュアながら厚みを持たせたサウンドへと昇華させています。コレだけ小さな筐体で真空管を駆動させるトランスを積みながらも、ノイズレベルが劇的に少ないのは流石の一言。レコーディングツールとしても大いに活躍してくれる事でしょう。ライブ使用時ではモニターからのベース音をよりリッチで生々しくさせ、アンプ出力のモニター音も生き生きとした太くタイトなサウンドをもたらします。

先ずは一度お試し下さい。きっと愛器の今まで聞こえてこなかったトーンが蘇るような感覚、自身のプレイニュアンスが更に鮮明に引き出される感覚が味わえるのでは。D.I.ユニットの充実は音楽製作には欠かせない要素の一つ。また、ライブ時にはテンションにも大いに関わるもの。用途や効能がシンプルな故、ごまかしの効かない部分にも果敢に挑むのがアルビットらしさ。最終的な音決めは測定データよりもより音楽的な音質と演奏のしやすさに拘った、長年の経験と確かな耳で生まれるそのサウンド。こちらも期待にこたえる逸品に仕上がっていますよ！