限定30本のスペシャルモデル「The Eagle」！

Headwayの最高峰フラグシップモデル「HD-115」のスタイルを踏襲しつつも、スペックや仕様をすべて見直し、少数精鋭から構成されるAsuka Team Buildの職人達がHeadway創業者である百瀬恭夫と1から共同開発した新モデル、「The Eagle」。

従来のHeadwayモデルにもトレードマークとして描かれてきたEagle（ワシ）をコンセプトとし、デザインをブラッシュアップ。空の王者であるワシから着想を得て、ヘッドに記されたHeadwayロゴには王冠を象った新デザインを取り入れました。百瀬恭夫が職人人生を掛けて育ててきた愛弟子達が生み出した意欲作The Eagleには、百瀬自身も特別な想いを馳せて製作されております。

使用されております木材はマスタービルダーによって厳選された木材が使用されており、トップ材にはアディロンダックスプルースを、バックにはインディアンローズウッドとセンターピースにマダガスカルローズウッドが使用されております。レンジが広くダイナミックなサウンドのアディロンダックスプルースと、高音域と低音域が前に出てパワフルなサウンドを奏でるインディアンローズウッド。そしてハカランダの代替材としても有名で芯のあるサウンドを奏でるマダガスカルローズウッドを組み合わせることにより、倍音豊かで広がりのあるサウンドを構築しています。

HDシェイプは一般的にドレッドノートタイプのシェイプになっており、力強いサウンドを最大限活かせるような程よい分離感と音色を奏でます。また、バック材が3ピースになっている事によって低音域が程よく引き締まったサウンドとなり、鳴りや強すぎるゆえのぼやけた音像にならない様に緻密な設計がされております。
ブレーシングはかねてより使用されてきたノーマルブレーシングをカスタムビルダーの安井氏・降幡氏の両名が現代的なアレンジを取り入れて再設計した「Mid Point Shifted X Bracing」が初採用されています。通常よりも力木の削りを浅くした「Shallow Scalloped」の仕様はこれまで百瀬氏のCustomShopモデルでのみ用いられていましたが、本機からATBシリーズにも取り入れており、1音1音の粒立ちが良いトーンでありながら低音響く箱鳴りを併せ持ち、それら全てを倍音で包んだようなバランスの良いサウンドはこれまでのHeadwayサウンドを踏襲しつつも、更なる進化を感じるサウンドなっております。

ネックはアフリカンマホガニーとエボニー指板で構成されており、最新のネックグリップの形状はSV-Custom仕様にて製作されております。この「ESV-Custom」グリップは従来のESV」をリシェイプし、2フレット地点での厚みを「ESV」よりも0.5mmほど薄く再設計し、ハイフレットでも握りにくさを感じさせず、よりプレイアビリティを高めた仕上げとなっています。また、単に薄くするだけではネックの強度落ちてしまうので、ネック内には２本のカーボンサポートバーが組み込まれています。このカーボンによってネックの強度を維持するとともに、振動が伝わるレスポンスの早さにも繋がっています。

装飾は、ブランド初期モデルに搭載していた「Eagle（ワシ）」をモチーフとしてヘッドにインレイが入れられており、新たにデザインされた王冠をイメージしたHeadwayクラウンロゴが入れられております。指板インレイにはヘッドのモチーフ同様、Eagleの羽根を散りばめられており、華やかさと実用性を兼ね備えたデザインになっております。また、ヘッドの裏には限定30本生産の証としてレーザー刻印がなされたプレートが取り付けられており、サウンドホールラベルには限定デザインの木製サウンドホールラデザインのサウンドホールカバーも付属致します。

正にHeadwayの長年のノウハウと絶え間ぬ研究と進化、そして確かな技術力が合わさって完成をした1本です。