【週刊イケベミュージック・マガジン📖#25】 ES-335だけじゃない!Gibson ESシリーズ 第三回!代表的なESモデル比較編 2026.10.2配信分



みなさんこんにちはーAngus Ogawaです。
10月に入って、朝晩はすっかり秋めいてきましたね。ギターを弾くにも気持ちのいい季節です♪
今朝はLarry Carltonの『Room 335』を聴いていました。
タイトルからして335! あの艶やかで丸みのあるトーンは、何度聴いてもうっとりしてしまいます。
さて、今回は 「ES-335だけじゃない。代表的なESモデルを徹底比較!」 です!
第一回の歴史編では、ES-335が生まれるまでの道のりを振り返りました。
ただ、ESシリーズのギターは見た目がそっくりなものも多くて「結局、何が違うの?」と思ったことはありませんか?
そこで今回は、
ES-335 / ES-345 / ES-355 / ES-330 / ES-339の5モデルを、335を基準に比べていきます。
似たような数字が多くて分かりにくいですが、335と比較するとそれぞれの個性が見えてきます!
ES-335(1958年)

まずは基準となる335から!
ボディ中央にセンターブロックを仕込み、フルアコの豊かな響きとソリッドギターの粘りを両立しました。ESシリーズを比べるときの“物差し”にもなる定番中の定番です。
・ボディ中央にソリッドのセンターブロックを備えたセミアコ構造
・ハムバッカー×2、ボリューム/トーン×2、3ウェイ・トグルスイッチというシンプルな構成
・ドットインレイのすっきりした見た目
・艶のあるクリーンから歪みまで、ジャンルを選ばない万能さ
ES-345(1959年)

335の上位にあたるモデルです。ゴールドパーツやスプリットパラレログラムのインレイで華やかさを増し、バリトーンとステレオ出力という当時の最先端機構を載せた、言わば「多機能な335」です。
335との違い
・音色を切り替えるバリトーンスイッチを搭載
・ステレオ出力に対応
・ゴールドパーツ、スプリットパラレログラム・インレイの華やかな外観
・バリトーンで音の帯域を変えられ、音作りの幅が広い
・外観は335よりゴージャス!
CHECK!
バリトーン(Varitone)スイッチとは
ロータリー式のフィルターノブです。内部のコンデンサーやインダクターの働きにより、中音域が徐々にカットされ、音の太さやニュアンスが変化します。数字が大きくなるにつれて低音域や高音域のバランスが変わり、すっきりとした独特のトーンが得られます。

ES-355(1959年)

ESシリーズの最上位モデル!エボニー指板やブロックインレイ、多層バインディングなど豪華仕様で、ビグスビー付きの姿が定番です。345と同じく、バリトーンやステレオ出力を備えたフラッグシップ(仕様は年代により異なります)!
335との違い
・エボニー指板、ブロックインレイ、多層バインディングなど、フラッグシップ仕様!
・ゴールドパーツ
・ビグスビー・ビブラートを搭載したモデルが定番
・バリトーンやステレオ出力を備えた仕様もある
・レスポール・スタンダードとカスタムの違いに近い
ES-330(1959年)

1959年登場のフルホローボディ。センターブロックを持たない軽量設計と、2基のP-90による明るく粒立ちのいい音が特徴的です。見た目は335そっくりでも、中身はまったく別物!
335との違い
・センターブロックなしの完全な空洞ボディで、軽量
・ピックアップはP-90×2(太さとエッジのあるアタック感!)
・ネックジョイントは16フレット位置(335は19フレット位置)
・ジャズからブルース、ロックまで、よりハコモノ感の強いサウンド
ES-339(2007年)

Gibson Memphis(ESシリーズに特化した生産拠点)から登場したES-335の小型版。ボディが約9割サイズでレスポールのような取り回しの良さを持ち、軽快に扱える現代的なモデルです。
335との違い
・ES-335の約90%サイズのコンパクトなボディ
・センターブロック構造、ハムバッカー×2(基本構成は335に準じる)
・軽く、体に収まりやすい取り回し
いかがだったでしょうか?
同じように見えるESシリーズでも、センターブロックの有無、ピックアップ、回路、ボディサイズと、それぞれの個性がはっきり見えてきましたね!
まっすぐな王道の335、多機能な345、ゴージャスな355、フルアコにシングルコイルの330、そして軽快な339。
ぜひ、あなたの好みに合う一本を探してみてください♪
それではまた、お会いしまShow!!
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