今回は Ibanezより、"FLATV2" のご紹介です。
こちらは現代を代表するブルース・ギターの名手 "Josh Smith(ジョシュ・スミス)"氏 の新しいシグネチャーモデルです。
ジョシュ・スミス氏は1979年フロリダ州生まれのギタリストで、6歳でギターを始めてからなんと10代でブルースのフェスに出演するなど、幼いころからズバ抜けたギターセンスを持っていました。
これまでに B.B.King をはじめ、Joe Bonamassa、Eric Johnson、Andy Timmons、Kirk Fletcher といった大物ギタリストたちとの共演や、Taylor Hicks、Raphael Saadiq のツアーギタリストなども務めています。
さらにはアメリカの雑誌 "Guitar World" の読者が選ぶ『現代最高のブルースギタリストTOP30』にて16位にランクインするなど、まさしく "現代を代表するブルース・ギターの名手" の名にふさわしいギタリストです💪(ライブ動画もよく上がっているので、ぜひ動画サイトでご覧ください✨)
そしてこちらは、ジョシュ氏の第2弾シグネチャーモデル "FLATV2" 。
最初のシグネチャーモデル FLATV1 からカラーリング、木材、PUを変更し、主にサウンド面で差別化を図っております👀
ウッドマテリアルはアルダーボディに、 窒素加熱処理技術の "エステック処理" を施したローステッドメイプルネック、ローズウッド指板を採用しています。
最初のモデルではアッシュボディ&ローステッドメイプル指板でしたが、"FLATV2" ではミドルの豊潤さやサウンドの暖かみを意識した木材をチョイスしています👀
そしてネックシェイプは、専用のオリジナルシェイプ "FLATV" を採用しています。
いわゆるソフトVタイプの形状で、Ibanezの中では珍しく厚めでしっかりとした握り心地のあるシェイプに仕上げられています。
21フレット仕様ということもあり、そのスケール感からピッキングやプレイがダイレクトに反映され、まるでヴィンテージギターのようなフィーリングを感じられます💪
しかし指板ラディアスは一般的な丸みの 250R(約9.84R) を採用しているので、ハイフレットでのリードプレイも難なく弾ける印象です👀
また、ボディがコンター加工を施さないフラットなトップ&バックということもあり、ラフでワイルドな生鳴りが手と体にしっかり響いて伝わってくるので、この無骨さはまさしくブルースに最適なトーンだと思います✨
そしてPUには、ジョシュ氏のシグネチャーモデル専用に開発された "Seymour Duncan FLAT5" を採用しています。
こちらは前モデルと同じ型番のPUですが、 こちらの "FLATV2" ではフロントPUにハムバッカーを搭載しています。
ブリッジPUはTLモデルらしいトゥワンギーなサウンドが特徴で、クリーンでは空間系エフェクターのノリも良い存在感のあるトーンを奏で、クランチレベルでピッキング強めに弾くと吠えるようなブルージートーンを奏でることができます💪
そしてネックPUのハムバッカーは、クリーンでトーンを絞ればフルアコのようなサウンドでジャズまで弾きこなせるほど暖かみがあり、歪ませても繊細なニュアンスを再現できるほどのポテンシャルを備えています✨
どちらのポジションもミドル豊かで暖かみがありパワーは控えめなのですが、強めに歪ませても音が潰れにくく、ブルースやジャズだけでなくカントリーやロックのサウンドにも向いていると思います👀
そして細かな点ですが、ブリッジのサドルには Gotoh と Ibanez の共同開発による専用の "In-Tune" を採用しています。
この共同開発の "In-Tune" は通常の市販品と異なり、弦間ピッチを10.5mmに変更し、弦間ピッチの正確性を保つために1弦と6弦の弦溝をわずかに深くし、サドルの側面を緩やかな丸みのある形状に仕上げています。
弦同士が近くなるのでスキッピングやハイブリッドピッキングも行いやすく、コード弾きでも弦同士が近いためストロークした際の出音の一体感が増すので、個人的にはサウンドやプレイアビリティにかなり関わっている部分だと思います💪✨
他にもヴィンテージタイプのGotohペグ、アクセス性の高い湾曲したコントロールプレートや、高さや口径だけでなくローレット(凹凸)のサイズまで専用に設計されたコントロールノブを採用するなど、細かな部分までプレイアビリティとサウンドの両方を突き詰めています👀✨
まさしく "現代を代表するブルース・ギターの名手" にふさわしい、ソウルフルを体現した一本!
ジョシュ・スミス氏のこだわりが詰め込まれた、ブルースの神髄を感じ取れるシグネチャーモデルです✨